『80歳の壁』(4) このところ習慣として定着してきている「プチ断食」さらに進行してきて、朝食抜き、昼はたっぷりと好きなものをいただき、ワインも半グラスいただき、そして夕食は野菜を中心にして過ごすという食生活のパターンになっています。 和田秀樹著『80歳の壁』
むずかしいことをやさしく
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(13)
『80歳の壁』(3) ここ数年、高貴高齢者をめざし始めてから不思議と上手く励行していることがあります。プチ断食 これは、さまざまな方々から指摘されていることですので、その引用は控えてもよいと思われますが、「プチ断食」です。 まず、夕食後は何も食べない、とくに
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(13)森村誠一氏を偲んで(2)
森村誠一氏を偲んで(2) 作家の森村誠一さんの『人間の証明』は770万部という途方もないベストセラーになったそうです。 ここに颯爽と登場してきたのが、若き刑事棟居弘一良でした。 おそらく、このベストセラーの実績が基本となって、刑事としての棟居の印象が深く持続
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(14)
『80歳の壁』(2) 和田秀樹著の『80歳の壁』を読み進めています。 平易な文章であり、かつ本質を突いた解りやすい解説が、よく読まれている原因でしょう。 この著書の中で、新型コロナウイルス感染において、高齢者の死亡が多かったことが指摘されています。 なぜ、高齢
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(12)
『80歳の壁』(1) 和田秀樹著の『80歳の壁』が、2022年度のベストセラー賞をいただいたそうです。 すでに『70歳が老化の別れ道』を読了し、次は、この本を読んでみようと思っていました。 この著書の特徴は、非常に平易な文章で表し、しかも、医療に関する非常に重要なこ
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(11)森村誠一氏を偲んで(1)
森村誠一氏を偲んで(1) 私の青春時代からずっと途切れることなく愛読してきた推理小説作家の森村誠一さんが、2023年7月に90歳でお亡くなりになりました。 高齢者になっても、その誉生を高貴に過ごそうと、新たな志を視座にして懸命に生き抜いてこられていた姿にはいつも
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(10)老化の分かれ道
うつ病と認知症(1) 和田秀樹『70歳が老化の分かれ道』を拝読して、私が強く興味を抱いたことは、70歳代になると、うつ病や認知症になる確率が増してくることでした。 精神科医として多くの患者のみなさんを治療してきた実績を踏まえての見解は、非常に説得力のあるもので
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(9)老化の分かれ道
おいしいものを食べて免疫力アップ 和田医師は、70歳代になれば「おいしいものを食べて免疫力をアップさせる」ことを推奨されています。 これは、メタボにならないように、質素な食生活が望ましいという高齢者の食生活とは異なる見解です。 なぜ、そのような、一見、常識
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(8)老化の分かれ道
ダイエットをしてはいけない 和田医師は、「長生きしたければダイエットをしてはいけない」ことを強調されています。 近年、メタボ検診の重要性が示され、太ることが、何か良くないことだという風潮が生まれています。 これはアメリカの医療状況を、そのまま日本に持ち込
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(7)老化の分かれ道
アウトプット型スタイルのすすめ(2) 前記事においては、その後半においてやや横道に反れて、あまり好ましくない「アウトプット型」の典型事例について述べてしまいました。 今回は、和田秀樹さんの『70歳が老化の分かれ道』において、この推奨課題を検討しましょう。 か
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(6)老化の分かれ道
アウトプット型スタイルのすすめ 和田秀樹さんは、『70歳が老化の分かれ道』の第二章において、この「すすめ」を強調されています。 脳の前頭葉の働きを促すには、インプット型ではなく、アウトプット型の脳の活動が好ましいとされています。 この場合、インプット型とは
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(5)老化の分かれ道
脳の老化を防ぐのは、生活のなかの「変化」 和田秀樹著の『70歳が老化の分かれ道』の第二章における4つ目の重要と思われる命題です。 70歳代の高齢者にとって、脳の老化は、非常に重要な問題です。 著者は、この脳の働きは、前頭葉(大脳の前方部分)に関係しており、思考
老いの覚悟と生き方Ⅱ(5650回記念)(4)老化の分かれ道
陽の光を浴びる習慣が人々を若々しくする 和田秀樹著の『70歳が老化の分かれ道』の第二章における3つ目の重要と思われる命題です。 これを拝読してやや反省の念にかられました。 そういえば、日の光をあまり浴びていない生活をしていると後悔したからでした。 朝とはい
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(50回記念)
不易流行と光マイクロバブル(2) 森村誠一さんの「老いの覚悟論」を学びながら、老いの生き方を考究してきました。 このシリーズも50回記念を迎えることになり、その意味をよりふかく、そして、よりおもしろく、さらにはよりゆかいに把握し直してみることにしました。 そ
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(49)奥の細道(35)旅の跡(5)
不易流行の境地 松尾芭蕉が「奥の細道」において到達した「不易流行」という概念確立の問題をどう考えればよいのか、そのことを光マイクロバブルとの関係において、今一度考究することにしました。 森村誠一さんは、この名言を次のように解説しています(前記事の再録)。