2022の開始今年の七島イ飾り 新しい初春を迎えて、みなさまにおかれましては、ご健勝の日々をおくられていることと拝察しております。 昨年は、コロナで始まり、コロナで終わりました。 今年も、同じ現象が、より規模を増して発生しそうです。 どうか、コロナに
ここちよさ
徒然に光マイクロバブル(95)新型コロナウイルス(56)
第6波の開始 すでに予想されてきたように、新型コロナウイルス感染拡大の第六波が、凄まじい勢いで日本列島を覆い始めました。 この特徴は、沖縄での感染者の急増にありますが、その発生源が米軍にあることです。 周知のように、アメリカにおける新型コロナウイルスの感
徒然に光マイクロバブル(94)私の日本酒奥儀探索(2)
大吟醸酒 先日、九州の酒造メーカーから、ある「大吟醸酒」が送られてきました。 その送付状には、冷やして飲まれてくださいという添え書きがありました。 早速、その常温のままで試飲を行いました。 次に、それに氷を入れて飲みました。 その酒が冷えるまでの時間を惜
徒然に光マイクロバブル(96)失敗の本質(7)失敗の教訓
失敗の教訓 『失敗の本質』(戸部良一ほか)の「最終章」には、「失敗の教訓」という結論が示されています。 この本の初範は、1981年にダイヤモンド社から発刊され、それから10年後の1991年に中公文庫社から文庫本としても出版されています。 すでに、この文庫本において
徒然に光マイクロバブル(95)失敗の本質(6)創造的破壊の突出(2)
「創造的破壊の突出」 「戦略的発想の鍵は創造的破壊にあり、その突出は、ヒトと技術によって徹底的に実現される」 これが、前記事における核心部分でした。 この場合のヒトとは人事のことであり、真珠湾攻撃を受けたアメリカの司令官は、即解任されたのに、あの大量
スナップショット「凱風快晴」(18)雲の谷間に
東の空 国東の東には、豊後水道があります。 その南には大分、北には愛媛の佐田岬があります。 この雲は、おそらく、それらの海上における上昇流によって湧いてきたようで、南には別府湾、そして北には伊予灘が臨んでいるでしょう。 いずれも、今となっては珍しいほどに
徒然に光マイクロバブル(94)失敗の本質(5)創造的破壊の突出(1)
最も印象深かった一節 『失敗の本質』(戸部良一ほか)の「最終章(失敗の教訓)」に分け入り、最も印象深く思った一節が、「創造的破壊の突出」でした。 「組織的な進化とは、創造的破壊を伴う『自己超越』現象である」 すなわち、「自己革新組織は、たえずシステム自体
徒然に光マイクロバブル(93)私の日本酒奥儀探索(1)
日本酒の長所と短所 本日は、これからの日本酒造りについて関係者のみなさんとテレビ会議でショートプレゼンテーションと討論を行いました。 すでに、本稿においても「ゴールドクラウンⅠ」などにおいて光マイクロバブル技術を巧みに適用して、いわば起死回生の、世界に誇
徒然に光マイクロバブル(92)失敗の本質(4)2つのパラダイム
陸海軍のパラダイム志向 名著『失敗の本質』(戸部良一ほか)の「最終章(失敗の教訓)」に分け入っていきましょう。 この前半における「失敗の本質」は、「2つのパラダイム論」に集約されます。 辞書を紐解けば、パラダイムとは、「こでのまだ(科学上の問題などについ
スナップショット「凱風快晴」(17)百日紅
サルスベリ 私の記憶では、たしか、この2年余、その可憐な花を見かけることはありませんでした。 「もう花が咲かなくなってしまったのか!」 研究所の前庭に咲いていた、この花のことが、女房との会話に時々上ることがありました。 南側の陽当たりのよいところなので、
徒然に光マイクロバブル(91)失敗の本質(3)非科学的楽観主義
短期決戦の戦略志向 名著といわれる『失敗の本質』(戸部良一ほか)を読んでいると、これが、今の政治の本質を理解するうえで非常に役立ちます。 まだすべての読破に至っていませんが、今日までの感想は、「大東亜戦争を指導した軍部の考え方や組織論が、今もなお執拗に蔓
徒然に光マイクロバブル(90)失敗の本質(2)
短期決戦の戦略志向 久方ぶりの再開ですが、前記事において、「先の大東亜戦争には、明確な戦争目的がなかった(名著『失敗の本質』(戸部良一ほか))」ことを紹介しました。 世界大戦に踏み切るのに、その目的が明確にされず、だれも語ることができなかったことは、誰で
線状降水帯による大規模水害(3)
「線状降水帯」の特徴 西日本の各地で大きな災害をもたらした「線状降水帯」の特徴は、次の通りです。 ①流れ方向に、線状に長く形成される。 そのメカニズムには、組織された積乱雲群が関係している。 ②その内側で、かつて経験したことがない大量の降雨があり、それが
徒然に光マイクロバブル(89)新型コロナウイルス(56)
オリパラの夏 日本の夏の暑い盛りに、オリンピックが開催され、いくつもの問題を生み出しながら終了しました。 最悪の場合、参加選手の感染、競技出場辞退が起きてオリンピックが中断されるのではないかと思っていましたが、辛うじて、そこまでには至らなかったようです。
線状降水帯による大規模水害(2)
「線状降水帯」がなぜ発生するのか お盆を前後して、西日本に発生した水害の特徴は、「線状降水帯」が停滞して河川の氾濫をもたらしたことでした。 わずか3日間の降雨が、通常の8月の平均降雨量の3倍も降った、ということが盛んに報じられていました。 そして、いつも