「老いるが勝ち!」とは(3)

 和田秀樹著『老いるが勝ち!』の読書を続けています。

 本著には、各章ごとに要約の言葉が示されています。

 その第3章において、大切だとおもわれる見解を紹介しましょう。

 ①高齢者がこんなに頭のいい国は他にちょっとない。

 ②高齢者がこんなにお金を持っている国も他にない。

 ③日本の高齢者向け商品が世界一になればどんどん売れて、日本は再び競争力を取り戻す。

 ④上から一割を高齢者と呼べばよい。

 ⑤お金を使えば使うほどエラいのが資本主義

 ⑥高齢者は免許証を返納する必要はない。


 なるほど、そうかとおもわせる事柄ばかりです。

 本日は、これらについて、私の見解を添えて論評してみましょう。

 ここ国東は高齢化ばかり

 2025年時点における国東市の高齢化率は約43.8%です。

 全国では、それが29.4%ですので、ずば抜けて高いのが国東市です。

 この調子でいくと2050年には、それが53.7%にもなり、軽く過半数を超えていきます。

 これを踏まえると、ここは典型的な高齢化社会といえますので、ここでの高齢者の動向は小さくない意味を有していることになります。

 さて、この最高水準の高齢者社会に住む地域に住む高齢者は、上記①のようにかなり頭のいい人がおられるのではないでしょうか?

 しかし、その頭の良さが生かされて、何か地域を起こしをしてきたことはあるのでしょうか?

 それが、若者を魅了し、地域で根を張って活躍するようになっているのでしょうか?

 このような事例をあまり見かけないのはなぜでしょうか?

 先日、これはなかなかの人物だとおもって自治体の上位におられる方に、その地域おこしに関する私のアイデアをメイルで出してみたのですが、その返事はまったくなく、「無しのつぶて」で終わりました。

 議論すらできない、あるいはメイルでの返答もできない、このような現実があるようです。

地域での日本一化

 この時、私は、この国東の高齢化社会を本質的に変えていくには、地域にある立派な産業や取り組みにおいて、その「日本一」化を地道に探索し、そのために智慧と工夫を集めていくしかない、このようなことを提案しました。

 すでに、私には、いくつかの、それに匹敵する仕事をしてきたことがあり、それらを紹介するつもりでしたが、その通信交流が最初から途絶えてしまったことから、そこに可能性を見出すことができませんでした。

 その実績の代表例をいくつか示しておきましょう。

 1)日本酒でモンドセレクション最高金賞をいい連覇以上を達成し、日本国内においては、の本種類コンテストで「歴代1位」の認定をしていただいた。

 これこそ、世界一、日本一になった証拠です。

 しかも、これは、製造し終えた大吟醸酒を、光マイクロバブル技術で少し改良しただけのことでした。

 おかげで、かび臭いといわれて傾きかけていた酒造会社を救うことができました。

 2)広島に有名な宮島があります。ここには、年間350万人の観光客が訪れます。その神社の裏通りに小さなもみじ饅頭屋がありました。

 この饅頭づくりに光マイクロバブル技術を適用して、その饅頭が飛躍的に美味しくなり、一時、土日祭日には、一日で1万個が売れるようになりました。

 当時は1個65円でしたので、その一日の売り上げは65万円にもなりました。

 「光マイクロバブル技術で、なんとかなりませんか?一生懸命に、国産小豆を使って饅頭づくりに励んできました」

 懸命にこう訴えてきた親父さんの熱意に応えて、それを実践してみたら、吃驚するような売り上げ増になって、それこそ日本一の「もみじ饅頭」になったのでした。

 3)33年ぶりに1年物の「若ガキ」を復活させ、さらには460年ぶりに真ガキの夏出荷を初めて実現させたこともありました。

 これも「日本一のカキ」といわれるようになり、「NHKニュース7」で三度放送されたこともあって大変評判になりました。

 4)英虞湾の真珠養殖においては、当時、0.5㎜しか真珠貝が巻いていなかったのが、約5倍の2.5㎜も巻くようになって驚かれ、これも「NHKおはよう日本」において放送されました

 ほかにもいくつかありますが、この辺で止めときましょう。

 これらの日本一化の特徴は、その地域の現場に則して智慧を絞り、工夫を凝らして光マイクロバブル技術を創造的に適用してきたことにありました。

 もしかして、これらの1)から4)に照らしてみると、その上記①の問題は、的外れではないのかもしれませんが、しかし、自分を頭がいいとおもったことは一度もなく、頭が悪いから努力するのだといい聞かせてきました。

自力更生

 しかし、それらは過去のことですので、今であれば、その智慧と工夫をより一層最高水準化することは可能であり、こうなったら、自治体の上位の方を頼りにしなくても、我が道を歩むことの方がよさそうだ、そうおもっています。

 それに、上記の4つの仕事の時も、誰かに頼ってなしたことではなく、自力で進んでいったことで、そのうち後から支援者のみなさんがやってきたのであり、そこに活路があったのではないか。
  
 そうだ、今度もそうしよう!

 これが今の正直な心境です。 

 真に申し訳りませんが、本日は①で終わってしまいました。

 次回は、上記②からの問題に分け入ってみましょう(つづく)。

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今年のミモザはすばらしかった(前庭)