光マイクロバブルフォーム技術・技能イノベーション(8)
引き続き、光マイクロバブルフォームにおける技術イノベーションと技能イノベーションの特徴についての考察を続けます。
この考察において次の命題が非常に重要であり、これまでにおいて、以下の4つの注目点を明らかにしてきました。
①第1の注目点:FOAMYのノズルから、シャワー状に光マイクロバブルフォーム水をさせた際に、その流れの乱流化が起こっている。
②第2の注目点:このシャワー水が、被毛に衝突した後が白く写し出されていることであり、そこから流下していくと、その白色化が薄まり、乱流が層流化に向かっている。
③第3の注目点:一旦乱流になった流れが層流になっていくことを「再層流化」といいます。
この流れにおいて、光マイクロバブルフォームが汚れに吸着しながら剥がしていくことでより整然とした流れになり、その再層流化が進展していく。
④第4の注目点:被毛や皮膚に形成された油脂汚れには、それが多ければ多いほど、光マイクロバブルフォームが大量に吸着するので、それだけ精密洗浄の効率が向上する。
同時に、光マイクロバブルフォーム水においては、それが循環される際に、新たな光マイクロバブルフォームをより大量に発生させることから、さらに、その汚れへの吸着と剥離作用が活発化していく。
光マイクロバブルフォームのかけ流し洗浄の「妙」(4)
その第1は、上記の④の叙述において、光マイクロバブルフォーム水を循環しながら光マイクロバブルフォームを発生させていくと、ますます。その光マイクロバブルフォームの発生量が増加することに関して、その理由を明らかにすることです。
これは、光マイクロバブルフォームを発生させる装置(FOAMY)の構造的特徴に重要な関係を有しています。
これに似た現象として、次のおもしろい科学的事実があります。
1)成分は、同じでも、自然海水と生理食塩水では、その光マイクロバブルの発生量が大きく異なり、前者の方が圧倒的に多量である。
2)お酒と水道水では、お酒の方が、圧倒的に多く光マイクロバブルを発生させる。
1)においては、自然海水中には、たくさんの有機物が含まれていて、これによって自然海水の粘性が低下することで、より大量の光マイクロバブルを発生させます。
2)においては、お酒の成分であるアルコールは、水道水と比較して粘性が低く、それがより大量発生させる原因となります。
ついでに、光マイクロバブルと光マイクロバブルフォームについても比較しておきましょう。
3)これにおいても、後者の方が圧倒的な大量発生をもたらします。
同じ水道水を用いての比較ですが、後者においては、界面活性剤が入っていますので、これにおいても粘性の低下が起こり、その結果として、より大量な光マイクロバブルフォームの発生がなされます。
これらの粘性低下によって、秒速500回転で旋回気体空洞部を引きちぎり、粉砕していく機構が変化することで、その発生量が大きく異なってくるのです。
第2は、一旦洗い落とされた油脂汚れを含む液体を循環しても、その汚れが、再度被毛や皮膚に付着しないことです。
これには、次の2つの重要な理由があります。
1)洗い落とされた油脂汚れの数よりもはるかに多い、新たな光マイクロバブルフォームが発生することから、相対的には、より圧倒的に新光マイクロバブルフォームの方が多くなっていくのです。
2)なかには、油脂汚れの周囲に光マイクロバブルフォームが多数吸着されたままで洗い落とされたものもあるでしょうから、その周囲では、光マイクロバブルフォームの負電位特性によって、洗浄された被毛の負電位特性と反発し合うことになり、これで汚れの再付着が不可能になります。
3)これが非常に重要ですが、汚れに吸着された光マイクロバブルフォーム群が、新たな光マイクロバブルフォームの発生の際に装置の中を通過します。
その時に、秒速約500回転で旋回しながら粉砕されていきますので、おそらく粉々になってしまうのではないかと推察しています。
これは一種の分解作用ともいえますので、より科学的な検証を行うべき課題ではないかと考えています。
次回は、さらに、これらの問題に関してより深く分け入ることにしましょう(つづく)。
2)なかには、油脂汚れの周囲に光マイクロバブルフォームが多数吸着されたままで洗い落とされたものもあるでしょうから、その周囲では、光マイクロバブルフォームの負電位特性によって、洗浄された被毛の負電位特性と反発し合うことになり、これで汚れの再付着が不可能になります。
3)これが非常に重要ですが、汚れに吸着された光マイクロバブルフォーム群が、新たな光マイクロバブルフォームの発生の際に装置の中を通過します。
その時に、秒速約500回転で旋回しながら粉砕されていきますので、おそらく粉々になってしまうのではないかと推察しています。
これは一種の分解作用ともいえますので、より科学的な検証を行うべき課題ではないかと考えています。
次回は、さらに、これらの問題に関してより深く分け入ることにしましょう(つづく)。
シラン(前庭)

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