「『一隅の灯』は宝になるか(57)」

    本日は、京都と東京からの来客がありました。

 せっかくのことだからと、おもてなしのために、朝の安岐港の「競り」で地元産のよい魚を買いにいってもらいました。

 今朝は水揚げが少ないと事前に漁協の担当者から聞いていました。

 たしかに、その水揚げの魚は少なかったのですが、吃驚するほどに貴重な魚があったと家内が喜び勇んで帰ってきました。


 それは、生きているアコウがたくさんあったからでした。

 しかも、これまで見たこともない大きなサイズもあり、その泳いでいたアコウの箱ごと全部を購入できたそうでした。

 その生きていた新鮮なアコウが6匹、これには私も吃驚しました。

 そのなかの最大のサイズのアコウとそれよりはやや小ぶりのアコウ3匹の写真を共に示しておきましょう。

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 大きなアコウ

    体長約40㎝、こんなにみごとなアコウは見たことがありません。肉付きもよく、豊かな国東沖の海の幸の象徴のようなものです。

 しかも、これが生きていて泳いでいたというのですから、さらに吃驚でした。

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やや小ぶりのアコウ

 これもすばらしいアコウであり、やや小ぶりといっても、その体長は25~30㎝もありますのでかなり立派なアコウといえます。

 いずれも、肉付きがよく、これを刺身にしようと捌いている際にも、その一部がぴくぴくと動いていたそうです。

 このアコウの値段が、6匹全部で3500円だったと聞きました。

 これを6匹で割ると、一匹あたりは600円弱になりました。

 おそらく、上の一番大きなアコウであれば、都会においては、その値段の20倍以上するのではないかとおもいました。

 お客さんのおかげで、これらのアコウに巡り合えたのですから、大感謝の想いいっぱいでした。 

 まず、その生きのよい刺身が出てきました。

 これを先に賞味した二人のお客さんが、驚きと感激の歓声をあげました。

 それにつられて、私もいただくと、少々驚きました。

 これまで何度も地元産のアコウを味わってきていましたが、それとはやはり違っていました。

 その第1は、ややこしのある弾力性でした。口あたりのよい柔らかさとともに、噛むほどに弾力を感じるという、今まで体験したことがない食感でした。

 第2は、その甘い旨さでした。

 「これはいつもよりもかなり甘い、なぜであろうか?」

 これは、これまで味わったことがないものでした。

 栄養豊かな海で平和に成長してきたことが、この極上の味を形成させたのでしょうか?

 これを、白ワイン(スペイン産タラーニ)を少々いただき、より豊かに賞味することができました。
 

 これは最高に近い贅沢かなとおもいました。

 また、アコウの粗を入れた味噌汁も素晴らしい味でした。

 大きな器にたっぷりアコウの身が入った味噌汁は、飲みがいがあり、そのアコウの風味が沁み込んでいて、これも最高水準でした。

 さて、上記のような最高水準の料理に恵まれたせいもあってか、2人との来客とは、光マイクロバブルフォームの問題を中心にして、非常に本質的な議論を交わすことになりました。

 その第1は、光マイクロバブルフォームに関する技術イノベーションと技能イノベーションの相互関係についてでした。

 現場での体験や対応、評価に関してかなり突っ込んだ深い議論が交わされました。

 次回は、そこにより詳しく分け入ることにしましょう(つづく)。

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玄関通路にはみ出てきたモッコウバラ(前庭)