ホタテの大量斃死の素因問題(22)
陸奥湾における一連の緊急対策措置を第1期から第4期までをそれぞれ考察しています。
その時期区分と当面の対策は、次の通りです。
1)第1期:3月~6月
2)第2期:6月~7月前半
3)第3期:7月後半~8月後半
4)第4期:8月後半~10月前半
上記1)は、異常高温が始まる前の期間であり、豊穣な陸奥湾が存在してホタテも健全に生育しています。
この時期に、水槽内で光マイクロバブルを発生させて、約4万個のホタテの生物活性作用を促して、成長の資質を可能なかぎり図ることを目的にしています。
24時間で約4万個のホタテに対処することになりますので、3か月で90日間、この間に360万個に光マイクロバブルを供給することができます。
この水槽が2つであれば、当然のことながら720万個に対応できます。
さらに、水槽数が10個であれば、3600万個になります。
ところで、2025年における陸奥湾のホタテの生産は約3万トンでした。
これから、その貝の枚数を概算すると、1枚あたり200gとして、その総枚数は1.5億枚になります。
上記の水槽10個分に入れる枚数は3600万枚ですから、1.5億枚を熟すには、この水槽方式では、その数が約420個必要になります。
陸奥湾周辺に、これだけの水槽を配置するのは、おそらく不可能に近いでしょう。
2)は、陸奥湾において海水温が20~23℃になる時期であり、約45日間です。
当面の対策問題(8)
①無酸素水塊の発生に伴う連鎖反応的斃死をどう防ぐのか?
②異常高温下においても、ホタテの体力低下をどう防ぐのか?
➂餌不足であっても、物質代謝量を増やし、ホタテの各部位の損傷をどう防ぐのか?
④陸奥湾は広大であり、養殖ホタテの量は莫大であり、それらの量的問題をどう解決していくのか?
⑤必要な緊急避難的措置をどう講じ、初期および中期的対策をどう練り上げるのか?
⑥これらは、平内漁協のみなさんをはじめとして、多くのホタテ漁師や関係者のみなさんの理解と協力なしには遂行できないことであり、それらをどう可能にしていくのか?
⑤緊急避難的措置と初期および中期的対策(3)
上記1)は、異常高温が始まる前の期間であり、豊穣な陸奥湾が存在してホタテも健全に生育しています。
この時期に、水槽内で光マイクロバブルを発生させて、約4万個のホタテの生物活性作用を促して、成長の資質を可能なかぎり図ることを目的にしています。
24時間で約4万個のホタテに対処することになりますので、3か月で90日間、この間に360万個に光マイクロバブルを供給することができます。
この水槽が2つであれば、当然のことながら720万個に対応できます。
さらに、水槽数が10個であれば、3600万個になります。
ところで、2025年における陸奥湾のホタテの生産は約3万トンでした。
これから、その貝の枚数を概算すると、1枚あたり200gとして、その総枚数は1.5億枚になります。
上記の水槽10個分に入れる枚数は3600万枚ですから、1.5億枚を熟すには、この水槽方式では、その数が約420個必要になります。
陸奥湾周辺に、これだけの水槽を配置するのは、おそらく不可能に近いでしょう。
2)は、陸奥湾において海水温が20~23℃になる時期であり、約45日間です。
上記のように水槽方式では、その量的対応ができませんので、次の緊急的対策を想定します。
(1)水槽を設置した近くの水域に、光マイクロバブルによる海域拠点(小海洋牧場)を配置します。
これは、水中ポンプに複数個(多数)の光マイクロバブル発生装置を配備したシステムを考案します。
広島カキ養殖、噴火湾ホタテ養殖、英虞湾真珠養殖などにおいて使用した方式であり、これらによって、それらの二枚貝の生理活性(血流促進)と成長促進を実現させてきたシステムです。
これらを海域に配備し、その海域の上下で温度差がある場合には、下層の海水を光マイクロバブルでゆっくりと浮上させ、同時に溶存酸素の向上と栄養成分の補給、植物プランクトンの浮上を促します。
ここでは、この光マイクロバブル発生装置の数によって、ホタテの養殖数を考えることができますので、その数を増やせば、ホタテの量も増やすことが可能になります。
仮に、この光マイクロバブル小牧場において、水槽方式の4万個の約10倍の40万個のホタテに光マイクロバブルを供給するとすると、このシステムを10カ所に配備すれば、その総数は400万個になります。
しかし、海域は広いので、400万個をさらに増やせる可能性もあります。
(2)ここで非常に重要なことは、上記の水槽方式と小牧場方式の相互の長所を生かして、その生物活性と成長促進を巧みに図っていくことです。
これらの緊急対策的措置は、現地の漁協と漁師のみなさん、そして自治体関係者の方々との協力と支援なしには遂行できないことですので、まずは、その理解が最初のハードルとなるでしょう。
(3)この水槽方式と小牧場方式に加えて、さらに、異常高温対策として小型冷却装置を水槽方式に加えること重要です。
水槽は狭い容量ですから冷却しやすく、そこで光マイクロバブルを発生させて、一つのホタテの斃死が周囲の溶存酸素を奪ってしまうことで、連鎖的大量斃死を起こさないようにすることが重要です。
この連鎖反応的大量斃死現象を起こさなければ、狭い水槽の中に数万個のホタテの稚貝を入れることができ、その物質代謝を促進させて活性化を促すことができます。
これによって上記(2)の相互作用をより効率的に確かなものとして遂行可能にしていくことが望ましいといえます。
ここが智慧の出し処、工夫の為所(しどころ)です。
(4)これらの(1)~(3)のシステムを活用し、さらに、より効果的にするために、他のホタテ養殖地域の活用も含めた「光マイクロバブル船」の在り方についても、より有効な考察が重要です。
これらについては、次回において具体的に分け入ることにしましょう(つづく)。
(1)水槽を設置した近くの水域に、光マイクロバブルによる海域拠点(小海洋牧場)を配置します。
これは、水中ポンプに複数個(多数)の光マイクロバブル発生装置を配備したシステムを考案します。
広島カキ養殖、噴火湾ホタテ養殖、英虞湾真珠養殖などにおいて使用した方式であり、これらによって、それらの二枚貝の生理活性(血流促進)と成長促進を実現させてきたシステムです。
これらを海域に配備し、その海域の上下で温度差がある場合には、下層の海水を光マイクロバブルでゆっくりと浮上させ、同時に溶存酸素の向上と栄養成分の補給、植物プランクトンの浮上を促します。
ここでは、この光マイクロバブル発生装置の数によって、ホタテの養殖数を考えることができますので、その数を増やせば、ホタテの量も増やすことが可能になります。
仮に、この光マイクロバブル小牧場において、水槽方式の4万個の約10倍の40万個のホタテに光マイクロバブルを供給するとすると、このシステムを10カ所に配備すれば、その総数は400万個になります。
しかし、海域は広いので、400万個をさらに増やせる可能性もあります。
(2)ここで非常に重要なことは、上記の水槽方式と小牧場方式の相互の長所を生かして、その生物活性と成長促進を巧みに図っていくことです。
これらの緊急対策的措置は、現地の漁協と漁師のみなさん、そして自治体関係者の方々との協力と支援なしには遂行できないことですので、まずは、その理解が最初のハードルとなるでしょう。
(3)この水槽方式と小牧場方式に加えて、さらに、異常高温対策として小型冷却装置を水槽方式に加えること重要です。
水槽は狭い容量ですから冷却しやすく、そこで光マイクロバブルを発生させて、一つのホタテの斃死が周囲の溶存酸素を奪ってしまうことで、連鎖的大量斃死を起こさないようにすることが重要です。
この連鎖反応的大量斃死現象を起こさなければ、狭い水槽の中に数万個のホタテの稚貝を入れることができ、その物質代謝を促進させて活性化を促すことができます。
これによって上記(2)の相互作用をより効率的に確かなものとして遂行可能にしていくことが望ましいといえます。
ここが智慧の出し処、工夫の為所(しどころ)です。
(4)これらの(1)~(3)のシステムを活用し、さらに、より効果的にするために、他のホタテ養殖地域の活用も含めた「光マイクロバブル船」の在り方についても、より有効な考察が重要です。
これらについては、次回において具体的に分け入ることにしましょう(つづく)。

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