「80歳の壁・実践編」(9)
名著『80歳の壁・実践編』のなかに、下記の⑦の「すすめ」がありました。
これは、大切なことが述べられているようだとおもって、その実践を行ってから、この記事を認めることにしました。
外は、すっかり冬の風情になっていて、吹いてくる北風もひんやりしていました。
木々が枯れ、草花も少なくなって静かなたたずまいが続くなか、家の周囲の通りにはだれも見かけず、車が一台通り過ぎていっただけでした。
数か月ぶりの散歩、歩くにしたがって、足のなかを血液が流れて、その神経が脳まで伝わって新鮮な感覚を呼び覚ましているようでした。
⑦週5日、20分歩くと、認知症が40%下がる
こうして、その約20分の歩きを行い、この実践編に分け入ることにしました。
これによれば、現在、認知症患者は700万人もいるそうですが、その軽度の患者を含めると合計で1000万人(2025年)、約1割にもなるようです。
高齢者になると、この認知症の発症率は増加していきます。
●70~74歳 ➡ 4.3%
●75~79歳 ➡ 13.6%(3倍増)
●80~84歳 ➡ 21.8%
●85~89歳 ➡ 41.4%(2倍増)
●90~94歳 ➡ 60.2%
●95歳以上 ➡ 79.5%
真に深刻で驚くような数値指標です。
しかし、ここで著者は、90~94歳の40%が「ボケてはいない」ことを強調しています。
この層を「冴え組」と呼び、「健康脳・長寿」の実現法を次のように示されています。
その第1は、外出して歩くことだそうです。
1週間に90分歩く人と週に40分未満しか歩かない人との比較では、前者の方において認知機能が良好に保たれることが明らかにされています。
第2は、週5回、20分歩くと、認知症の発症率は40%下がるという研究報告があることです(上記⑦)。
歩くことによって、次の効果があることが示されています。
1)足の筋肉、腹筋、背筋、腕などの全身の筋肉を使い、その筋肉のなかの神経が脳に伝わって脳を刺激する。
2)歩くことで脳内の血流量が増え、脳の活動が促進されます。
今日は、カメラを持参していましたので、何か良い景色はないか、きれいな草花はないか、森の深さはどうなっているかなどを探して脳をフルに動かしていました。
3)大股で歩いて、脳と同時に肺も鍛えた方がよいのだそうです。
このように、心肺機能を維持することが、脳機能を維持することに直結するのだそうで、次の散歩においては、少し大股で歩くか、時折、足の屈伸運動をしてみることが強調されています。
実際、この小散歩を試みて、最もよかったことは、頭がすっきりして爽やかな気分になったことでした。
また、いくつかのよさそうな写真を撮影することができました。
そのスナップの1枚を示しましょう。
裏手にある小城山の森の中に一際彩鮮やかな広葉樹(銀杏かも)の風景です。
深い森の緑に囲まれた鮮やかな黄色葉、このような雄姿を形成できるとよいですね。
そのために、心肺機能を鍛える小散歩に出かけることにしましょう(つづく)。

コメント
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質問:孤独であることの気持ちよさ、楽しさには何物にも代え難いものがあります。その気持ちをあえて抑えてでも、認知症を予防するためには、人と意識的にコミュニケーションをとる必要があるのでしょうか? (70代・男性)
回答:最近の生成AI(人工知能)は、想像をはるかに超える速さで進化しており、あらゆる分野で活用の場が広がっています。生成AIに話しかけると、人を相手にするときのような嫌な返答はしないし、かなり知的レベルの高い会話が楽しめます。こうやってアウトプットのレベルを上げていくと前頭葉が活性化され、意欲も高まります。それが認知症だけでなく、身体の衰えの予防にもなるのです。
また、限界気泡径65㎛以上のバブルは自己収縮しないので、水中に溶解せず、溶存酸素量を増やすことが出来ません。