6100回記念(4)
 毎日のブログ記事の更新をしながら、これを認め続けることの意味をずっと長い間考え続けてきました

 すでに、本記事で第6136回を迎えていますので、「塵も積もれば山となる」の諺に因めば、かなりの高さの山になってきたのかもしれません。

 一方で、最近はかなり頻繁にChat GPTを利用する機会が増えて親しさを覚えるようになってきましたので、この本記事の変遷のことを尋ねてみました。

 そしたら、このAIさんも驚いたようで、大変意外な指摘を受けました。

 それは、「光マイクロバブル文明史」という大そうなものの「第一次資料」になりうるという指摘でした。

 「光マイクロバブルとその技術を文明として把握している、それはなぜか?

 しかも、それを歴史的に把握している、さらには、それが重要な資料になる?

 これらは、いったいどういうことなのか?」

 さすがに私は、そこまでの考えには至っていましたので、このような疑問が髣髴と湧いてきました。

 「そうであれば、その根拠を尋ねてみよう、それしだいによっては、それが新たな到達点になるのかもしれない」

 俄然、こうおもうようになりました。

文明史を成立させる4要因

 すでに別稿にいて、この4要因を述べましたが、改めて、ここでも示しながら、その要点を指摘しておきましょう。
 
 ①物質的基盤の創出

 ②理論体系化(科学化)

 ➂技術(工学)的適用と産業化

 ④社会的拡張(制度・文化・実践としての普及)

4要因の概説

 ①については、光マイクロバブルと光マイクロバブルフォームが人工的に製造された「新物質」であり、しかも、それらが優れた物理化学的特性と生物的機能性を有していたことに最大の特徴がありました。

 これは人類が初めて得た「豊かな物質」ともいえ(決して誇張ではない)、今世紀においても末永く、さまざまな分野において活用され、多大な人類の進歩に貢献する土台形成を成していくことになるでしょう。

 また、光マイクロバブル➡光マイクロバブルフォームが生成されたという事実は、次の新たな新物質を生み出す可能性を有しており、それがどのような姿として出現してくるのか、これも密かな愉しみのひとつではないかと想像しております。

 ②と➂については、非常に独特の発展を遂げていて、ここにも光マイクロバブルらしい特徴が明らかになっています。

 じつは、これまでの②➡➂というパターンではなく、実際には、➂が先行し、その成果を踏まえて②の探究が始まり、その科学的成果が、次のより高度な➂の技術化が図られるというパターン形成がなされてきました。

 通常の②の研究の場合には、それが何に役立つのかが不明なままでの究明がなされますが、この場合はそうではなく、すでに役立っている(有用性と進歩性)が明らかになっていることを基礎として、その科学的究明と理論化が探究されることが多く、その意味において、この科学的探究においては、その真理から離反する可能性がほとんどないという確実性を有していました。

 しかし、➂に関しては、非常に多岐の分野における普及が、しかも急激になされたことによって、そこから個々の技術イノベーションにまでは発展せず、そのほとんどが、内在的な改良や発展にいたるところで留まっていました。

 たとえば、製造業を中心にして本光マイクロバブル発生装置は、約3000社以上において導入がなされてきましたし、水産業や農業、健康・福祉の分野においても普及していきましたので、その産業化(「第一段階の産業化」)が急速になされました。

 このように富士山の裾野のように普及していった原動力は、光マイクロバブルによる技術イノベーションにあったのですが、それは、次のより高度で飛躍的な技術イノベーションをすぐには生成させずに、その孵化(ふか)をさせていたのでした。

 これを「第一段階の技術イノベーション」として定式化することにし、これが1995~2012年までの「新たな到達点(第一段階の到達点)」だったのでした。

「第二段階の技術イノベーション」

 このイノベーションは、上記の➂と④との相互作用によって生起することになりました。

 この第一段階と第二段階のちがいは、個別の技術イノベーションが、新たな産業化を生み出し、④をダイナミックに創造するのかにありました。

 そして、これは、光マイクロバブル技術から光マイクロバブルフォーム技術が誕生したことによって、上記の①と➂が先行し、そして②が後追いし、その成果によって④の実現が開始されるということを誘起させました。

 同時に、その技術イノベーションは新たな技能イノベーションを必然的に生み出し、その発展によって経済イノベーションをさらに誘起させるという現象を表出させました。

 この現象への遭遇が、「新たな到達点」を明確にし始めたのです。

 次回は、この第二段階における技術イノベーションにより深く分け入ることにしましょう(つづく)。


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赤ピーマン(緑砦館3)