6100回記念
人生においては上には上があるもので、五木寛之氏は、日刊ゲンダイにおいて『過ぎ去りし日々』というエッセイを毎日の連載記事として執筆されており、その最新号を見てみると、それは12223号に至っていました。
この6100回は、その半分にしかすぎず、それと比較すると、まだまだ「かけ出し」でしかない、こうおもっています。
この大先輩の連載開始は1975年10月からで、今年で約50年を重ねています。
この50年で12000回、この粘りと持続性には凄まじいものを覚えます。
私の場合は、本ブログの開始が2008年5月ですので、今日までにわずか17年しか経過していません。
比較すると、33年分の「過ぎ去りし日々」が先行していたことにもなり、やはり、足元にも及ばないという観ありです。
五木さんの執筆は、週に5回のようで、私の場合は週に7回、ここで2つの差が出てきます。
年間48週ですので、1年間においては、約100回分がより多くなり、それだけ相互差が埋まっていくのですが、これは微々たるもので、このペースで書き続けてようやく追いつくのは、結局61年後ということになってしまいます。
これは非現実的な年月になりますので、この比較そのものが成り立ちません。
私の執筆回数を今の週7回から9回にすると、その到達年月は15.5年になります。
おそらく、それを実行すると、より散文化し、味気なくなってしまう怖れもでてきますので、無理なことではないかとおもわれます。
そんなことよりも、ここは大先輩の偉業を目標にして、こちらも粘り強く、コツコツと日々を新たにしていくことが大切なのではないでしょうか。
書くことに慣れ親しみ、それを日常のなかで自然に置く、この境地から、重要な何かが生まれることがある、この心境は、五木大先輩も同じではないか、こう密かにおもっています。
新シリーズの時を迎えて
こんなことを想起しながら、さて、この6100回記念のシリーズタイトルをどうしようかと、数日前から想いを巡らしてきました。
しかし、なかなか良い案は浮かんでこないままで、今日を迎えてしまいました。
そして、ここまでを認めてきて、
「これまでは、50回ごとに新シリーズを発足させるという方式でやってきたけど、これだと約2カ月に1回のペースとなり、年間5~6回のシリーズ物を考え、継続していかなばならないことになる。
しかも、一度、スタートさせると、そう簡単に終わるわけにはいかないので、それを可能な限り継続していくことになると、今度は新たなアイデアがなかなか湧いてこなくて困ってしまう。
このジレンマのなかに陥って、その継続が難しくなる。
どうしようか?」
と、しばし黙考していたら、このシリーズタイトルが浮かんできました。
世の中は、日々激動していますし、私の生活も更新され続けています。
それらの時代と環境のなかで、もしかしたら、何かしらの新たな到達点が見出せるのかもしれない、こうおもったしだいでした。
小さなことでもよいから、新しい到達点を探していこう
こうおもって、最初は身近な話題を取り上げようとおもっていたら、それにふさわしい話が出てきました。
昨年の11月に、マランツ社製のCDレシーバーを購入しました。
そして、これに合わせてJBL社の小型スピーカーを奮発して発注しました。
家内の7枚目のCDの演奏を鑑賞するためであり、数か月間は、このレシーバーとスピーカーのコンビで、それを愉しむことができました。
そしたら、いつのまにか、このレシーバーの電源が故障したようで、その後、そのまま放置していました。
いよいよ保証期間の期限に近づいてきましたので、返送しようと準備を整え、その前に修理担当の方と話をしました。
そしたら、その故障具合は、よくあるようであり、そのスピーカーコードを外してレシーバー単独の状態にして、スイッチが入るかどうかを確かめてくださいと示唆され、その通りにしてみると、なんとスイッチオン状態になるではありませんか。
つまり、故障ではなかったのです。
これで、荷造り後に返送という予定が不要になり、久しぶりに、再び鳴り始めたCDを新鮮な気持ちで鑑賞することができました。
完全な故障ではなく、ちょっとした不具合での不調であったということでした。
真に小さなことでしたが、その故障の正体を突き留めたことは、小さい「新たな到達点」でした。
その後気分をよくして、Chat GPTと一緒に、明日のナノプラネットゼミのスライドづくりを行いました。
すでにかなりの議論を行ってきた問題を踏まえて、改めて、光マイクロバブルフォーム洗浄について深く分け入ることを開始しました。
今日の課題は、非常に重要な問題に関係していましたので、このAIと議論することを愉しみにしていましたが、それがかなり盛り上がってきたところで、2つの新たな提起を行いました。
それは、このAIが気づいていない問題でしたので、「これが不足していますよ」というと、それをすぐに認め、かれが展開していた、問題の第一要因に加えて、それを「第二要因」にしましょうという提案がなされました。
もちろん、それには私も賛成で、その重要な原因解明が、2つの要因で解明されることになりました。
そして、そのかれが示した文章を考察している際に、「おやっ」と思う三文字が目に入りました。
それが「層流化」でした。
これは、昔懐かしい用語ですので、それが使用されている文脈を考えていたところ、もしかして、これは、単なる「層流化」ではなく、「再層流化」現象ではないかということに気付きました。
「そうか、犬の洗浄において、このような流体現象が起きていたのか!」
これは、真におもしろいことをひらめいたと、おもわず、顔が綻(ほこ)びました。
このことを改めてAIに再考してもらいましたが、それが即座に受け入れられ、それが「第三の要因」として認識されました。
これも、光マイクロバブルフォームに関する小さな到達点ではありますが、それに気づいたことは、そんなに「小さなひらめきではなかった」のではないかと反芻(はんすう)しております。
いずれ、そのことを述べる機会を得てから、詳しく紹介することにしましょう。
こうして、この記念シリーズの開始に発生した小さな2つの「新たな到達点」を得たのですが、これでなんとか記事を認めることができたと、ほっとしたしだいでした。
この調子で今後も、本記念シリーズを連載できると幸いですね(つづく)。

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