秋を迎えて(2)
秋も深まってきたとはいえ、緑砦館1の気温は、13日午後2時で45℃、私の予想を超えた暑さでした。
これでは、なかなか野菜は育たず、しぶとく生き残っているのは、沖縄産のマンジェリコンとBレーン最下流のセリとマコモです。
また、お隣のAレーンにおいては、サニーレタスが育っていて、これもわずかずつですが、収穫可能になっています。
家内からの要望もあり、このBレーン最下流に苗を移植することができるように、その上板の清掃を済ませました。
セリとマコモの育ち具合を見ると、ここは野菜がよく育つ可能性があります。
おそらく、東側からの冷風が及ぶ領域であり、それがハウス内の高温域を遠ざけているからでしょう。
この作業の傍ら、このBレーンの下流付近に育っているマンジェリコンの枝落ちを行い、それをより上流の方に再移植しました。
この枝落ち部分を差し込むだけで定着していきますので、Bレーン上流は、このマンジェリコンで埋めていこうという作戦です。
このマンジェリコン栽培は、Bレーンの最上流から約1.5m、そして約1m開けて、約1mの幅で行われてきました。
この間に、他の野菜を移植指摘tのですが、そこでは上手く育たなかったことから、このゾーンもマンジェリコンで埋めてしまうことにしました。
これから、下流のマンジェリコンの木の枝落ちをしながら、この移植をしばらく行っていくことになるでしょう。
おそらく、約100本程度の移植になるでしょう。
さて、本号は、アグリ作業300回記念になりますので、これを振り返りながら、稿を認めることにしましょう。
その第1は、今育っているセリについて述べましょう。
昨年、近くのスーパーでセリを一束購入したことから始まり、これが徐々に増えてきて、Bレーンの最下流に約1.5㎡の広さで繁殖しました。
おかげで、セリ鍋、セリ粥、セリのお浸しなど我が家の食卓に、このセリが大いに上ってきました。
無農薬の自家製セリですので、まず安全、そして香りよく、味も素晴らしかったことから、セリロハスの食生活を満喫することができました。
しかし、そのセリが夏を迎えて枯れ始め、ほぼ全滅したとおもっていたところ、実際はそうではなく、自然に再生してきたのでした。
これを家内とともに喜び合い、大切に観察してきたのでした。
今の成長具合を観ると、おそらく、この春以上の成長と繁茂が期待できそうであり、セリロハスの再現にも遭遇するのではないかとおもいます。
第2は、マコモについてであり、これもおもしろい復活を遂げてきました。
この生息場所は、セリと同じで、セリの方が優勢になってマコモの苗を覆うような状態になっていましたので、マコモは廃れてしまったのかとおもっていましたら、じつは、そうではなく、セリが枯れてしまうと、そこに立派なマコモが育ち、今ではその高さが1.2mにもなって育っていたのです。
このマコモには、マコモダケが育ち、昨年は、その美味しさに驚きました。
おそらく、今年も、その美味に出会うことができるようになるでしょう。
第3は、Aレーンに育っているサニーレタスです。
まだ、日中の緑砦館1の気温は、40℃(本日の午後2時で45℃)を越えていますので、その影響を受けて、成長が芳しくありませんが、それでも徐々に育ってきて、なんとか収穫サイズになってきました。
今の季節、貴重な自家製野菜ですので、大切に育てながら時折の収穫を行っていくのがよいでしょう。
また、この周囲には、小松菜や大葉などの苗も移植されていますので、秋の深まりにしたがって、それらも徐々に成長してくるでしょう。
第4は、苗作りです。
幸いにも、いくつかの野菜の種の買い置きがあり、それ用の土も確保していますので、プランターでの土づくりを開始することにしました。
まずは、種のを光マイクロバブル水に浸潤させ、その発芽を促すことから始めましょう。
こうして、300回記念を契機として、緑砦館でのアグリ作業を再開させることができました。
これから、自然に、緑砦館に入って、その作業を行うことを誘うようになるでしょう。
本日のアグリ作業
1.緑砦館1のBレーン上板の掃除
モップを使って上板の清掃を行いました。
同時に、上流付近に育っているマンジェリコンを整理して移植し直しました。また、その際に葉を収穫し、移植苗を定着しやすいようにしました。
今の計画では、上流端から約2.5mの領域をマンジェリコンゾーンにしようとしています。
2.液肥の注入
緑砦館1のAとBレーンに、液肥を少量ずつ注入しました。
3.苗床づくり
プランターを探し出して、それに土を入れる準備を行いました。
また、苗作りのための種を約10種類確保しましたので、これから、光マイクロバブル水への浸潤、播種、苗づくりが始まります。
この300回を記念して、アグリ作業を再開させるよう契機となりました。
なぜか、この作業が始まると、ブログ記事を執筆している最中に緑砦館に入ってみようという気持ちが湧いてきます。
真に、ふしぎですね(つづく)。


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