鮮度抜群
本日は、研究員のD君一緒に、国東の「銀太刀の館」で昼食をいただきました。
１２時前に到着し、早速店内ある魚の販売ボックスを見に行きました。
そしたら、サゴシ（サワラの小さい段階の呼び名）が、わずかに２匹並べられていました。
サゴシは、体長60㎝未満の「サワラ」の稚魚のことであり、その値札の傍には「新鮮度抜群」という説明書きが添えられていました。
その様子を写真で示しましょう。
サゴシ
体長50㎝前後の立派なサゴシであり、体形もよく、脂もよく載っているようで、みるからに美味であることが想像できました。
「これは、きっと素晴らしく美味しいはずだ！」
即断して、この２匹を、すぐに購入することにしました。
いずれも800円であり（非常に安い）、鮮度抜群のサゴシで今日は食卓を賑わそうとおもい、うれしくなりました。
この価格は非常に安く、さすが「銀太刀の館」、漁協の直営店だとおもいました。
さて、昼食は、いつもの「太刀重」（1500円）であり、ついでに真蛸の天ぷらも一皿注文してみんなで食べました。
まずは、熱々の蛸の天ぷらを賞味しました。
独特の風味と柔らかい蛸の味がよく、
「これは旨い！」
と声をあげたくなりました。
太刀重は、横において、先に、この天ぷらを３切れ、口のなかに放り込み、地元名産の「姫蛸」の旨さを堪能しました。
この姫蛸の天ぷら、これは最高水準の味でした。
さて、これがメインの銀太刀の館名物の「太刀重」であり、一番の人気料理です。
味付けは、うな重よりもさっぱりしていて、ほどよい甘みと旨味のタレがかけられ上品な味がしていて、私や家内好みの料理です。
ほとんど唯一といってもよい国東の名物料理であり、よくお客さんをもてなして喜ばれています。
もちろん、右側の汁も太刀魚の出汁で美味しく、やや塩気の味が太刀重の甘みとよく合っていました。
右上の小鉢は、国東ワカメの芽カブの部分を柔らかく煮つけたもので、これも田舎風の美味しさがありました。
最初に、姫蛸の天ぷらを勢いよく食べたせいでしょうか、そのためにややお腹が膨らんでしまい、この太刀重は、ゆっくり時間をかけていただき、その味を楽しみました。
この後、お隣の「黒津の庄」で家内が野菜を購入、続いて、安岐のＲ216の里の駅で梨を買おうとおもって訪ねると、なんと売り切れで、一つも残っていませんでした。
安くて美味しい梨を求めて、みなさんがやってくるようになっているのですね。
こんなことは初めてでした。
さて、夕食には、サゴシの刺身がたっぷりと出てきました。
予想した通り、みごとな柔らかさと旨味があり、心が躍り、舌が堪能していました。
さすが、みごとな国東の海の幸でした。
家内によれば、サゴシはもう一本残っているそうで、この豊かな味を楽しむことが再びできそうです（つづく）。
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