常識と非常識(33)
久しぶりの再会、懐かしいですね。
光マイクロバブル君とマイクロバブルはかせの談義を再開しましょう。
光マイクロバブル:しばらく、はかせの声が聞こえてきませんでしたが、どうされていたのですか?
マイクロバブルはかせ:あなたのことが気になりながらでしたが、いろいろと忙しくしていました。
相変わらず、元気ですのでご心配なく。
(以下、青字は光マイクロバブル君、緑字はマイクロバブルはかせの言葉です)
そうですか、それはよかった。はかせとのおもしろい談義が途切れて、こちらは、ちょっぴり寂しく感じていました。
そうですか、じつは、光マイクロバブルフォーム技術の研究に没頭していました。
その光マイクロバブルフォームとやらは何ですか?
そうか、あなたには、まだ説明していませんでしたね。
この光マイクロバブルフォームは、あなたとは兄弟関係にある気泡のことです。
ええっ! 私と兄弟? 本当ですか?
そうですよ、あなたがお兄さん、光マイクロバブルフォーム君は弟になります。
いつのまにか、私の弟ができていたのですね。それは知らなかった!
はかせ、どうして今まで黙っていたのですか?
真に申し訳ありません。身内のあなたには、もっと早く知らせるべきでした!
そうですよ。私の弟なのでしょう、その光マイクロバブルフォームとやらは?
光マイクロバブルフォームの「正体」
はい、あなたの弟は、あなたとよく似た性質を有しています。
どこがよく似ているのですか?気になりますね。
第1の特徴は、あなたの身体は非常に小さいのですが、弟はもっと小さいということです。
それは、そうでしょう。私の方が先に生まれていますので、私よりも図体(ずうたい)が大きいということはないでしょう。
そうですよ。あなたよりはかなり小さい身体で生まれてきます。
しかし、あなたも、生まれてすぐに小さくなりますので、それを考えると、どっちもどっちということになりますが、どうでしょうか。
そうであれば、私と弟は何が違うのですか?
そこがよく解りません。
いいところに気が付きましたね。じつは、あなたと弟の光マイクロバブルフォームの違いは、液体のなかに界面活性剤、つまりシャンプーを含んでいないか、含んでいるかの違いなのです。
シャンプー? はかせが頭を洗う時にかける、あの液体のことですか?
はい、そうです。私が頭を洗う時は、濃い液体を直接頭にかけますが、ワンちゃんを洗う時には、ほんのわずかでよく、その薄さで充分なのです。
それで、私と弟の何が違うのですか?まだよく解りません。
兄弟の違い
じつは、極薄いシャンプー濃度であるにもかかわらず、あなたの弟さんの身体は、非常に小さく、あなたよりも3分の1しかなく、しかも、数は圧倒的に多いのです。
小さな身体の弟さんが、ものすごく多く生まれてくるのです。
ちょっと待ってください。身体のサイズのことは聞きましたが、弟の数のことは聞いていませんでした。
そうだったですね。じつは、あなたも、一度にたくさん生まれてきますが、その数よりもはるかに多く生まれてきます。
はるかに多くといっても、よくわかりません。どのくらい多いのですか?
おそらく、あなたと一緒に生まれてきた友達の数よりも、1000倍、あるいは一万倍、いやもっとそれ以上かもしれません。
そうですか、そんなにたくさん生まれてきた弟たちは、いったい、何に役立つのですか?
ただ多いだけでは、弟たちも生まれてきたかいがないでしょう。
その通りです。じつは、あなたの弟さんは、物を洗うのに大活躍できるのです。
それも油まみれのしつこい汚れを簡単に落とすことができる、という特技を持っておられます。
なるほど、私の弟だけありますね。さすが!
そうです。さすがのすごい弟さんなのです。
かれらの働きはみごとですよ!
この世のなかには、たくさんの汚れたものがあります。
そのなかで厄介な汚れものは、数が多いものに小さくくっついて離れない、しかも、そこに細菌が棲みついて悪さをする、この汚れ落としが大変なのです。
たとえば、どんな汚れものですか?
犬ですよ。子犬の被毛は1160万本といわれていますが、この被毛1本に100個の脂汚れが吸着しているとしましょうか。
この汚れの総数は、約11億個にもなります。
これを洗い流すのは大変なことですよ!
そうでしょうね。よくわかりませんが、弟たちが活躍するとなると、その数は11憶個以上必要だということになりそうですね。
はい、数だけでいうとそうなりますが、そんなに単純なものではありません・・・・。
こうして、一度二人の談義が始まると、このように熱を帯びてくるですが、この辺で一先ず筆を置くことにしましょう。
次回は、この熱くなってきた二人の対論の深みにより分け入っていくことにしましょう(つづく)。

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