只今、中津から帰ってきました。
前記事の続きを報告します。
冒頭のお願い(2)
今回の講演に先立って、参加者のみなさんに、この疑問を投げかけ、みなさんの学習が進み、その最終的な達成目標は、これらの疑問に即答できるようになることですよ、と問題提議を行いました。
そして、こう続けました。
このゼミの達成目標は、この「なぜ」について、みなさんが即座に答えることができるようにすることにあります。
それは、今すぐにはできないことですので、これからよく学習をされて、その理解力と表現力。そしてプレゼン力を徐々に高めていき、その暁に、これらに関する質問がなされた時には、即座に明回答ができるようになってください。
それが、どの程度できるようになったかどうかを、ゼミの最中に尋ねることがあるかもしれしれませんので、それに備えてより一層の自学自習をよろしくお願いします。
ここで講演者としての私の姿勢の一部を示しておきましたので、少しは襟を正されたのではないでしょうか。
私としては、軽いジャブを打ってみたという具合でしたが、それによって、なんとなく受講者の緊張がこちらにも伝搬してきたようにおもいました。。
ところで、この8項目の「なぜ」は、光マイクロバブルフォーム(LEMBF)技術を学習するうえで、非常に本質的なことに関係しています。
そこで、この各項目をより具体的に解説する前に、この8項目という多さについて言及しました。
この数の多さと多様さは、光マイクロバブルフォーム洗浄技術における独創性の多さと、それぞれの特性の多彩さに関係しています。
これらの両面における本質が数多くあり、一筋縄では、その全体像を究明することができないからであり、さらには、個々の問題についての理解も難しいことであり、それらの理由は、光マイクロバブルフォーム洗浄技術が有するイノベーション(革新)性に依拠しているからなのです。
いわば、ここの独創性が、それぞれにおいてイノベーション性と結束し、みごとな、そして未知の開拓性を有していたのです。
以上を踏まえ、8項目を順に概説しておきましょう。
8項目の概説(1)
①光マイクロバブルと光マイクロバブルフォームの違いは何か。
これについては、これまでのかなり丁寧に示してきましたが、ここでは、決定的で非常に重要な問題のみを改めて提示しておきましょう。
それは、両者が非常によく似ていて、いわば兄弟のような関係でありながら、それがたとえば洗浄技術という分野に限ると、その後者の方がはるかに優れていることです。
そのことを数字で表現するとすれば、おそらく三桁の違いになるといってもよさそうです。
その意味において、光マイクロバブルフォーム洗浄技術は、特別の、そして未知の新たな世界に踏み込んだことによる創造の賜物といってよさそうです。
もう少し換言すれば、光マイクロバブルの重要な特性を生かしながらも、それを光マイクロバブルフォームへと変換することによって抜群の洗浄力をアップすることを可能にしたのです。
これは、少し前から言い始めた、光マイクロバブル技術が、第一段階から、次の第二段階に突入してきたことを意味し、しかもその典型的事例が目の前に現れてきたという印象を得ているのです。
②光マイクロバブルフォームのどこが優れているのですか?
上記のが概説は、この②の疑問に対して、その回答を少し行ってきたといえますが、この問題を深く考えていくと、いくつもの非常識問題と衝突するようになります。
これは、従来の既成化された常識をいかに打破していくのかという問題に必然的に衝突するようになります。
この打破のなかに、じつは本イノベーション性の本質が潜んでいました。
次回は、そこに分け入ることにしましょう(つづく)。
鰻(志おや)


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