Mさんと歓談
昨夕、久しぶりにカメラを持って散歩に出かけました。
すでに夏の終わりを迎え、周囲からはツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。
夕暮れのやさしい光のなかで、植物たちは精一杯に成長を遂げていて、こんもりとした藪や森を造っていました。
そのなかで道路沿いには、センニンソウの小さな白い花の群れが美しく咲いていました。
その写真を示しておきましょう。
散歩は、家の周囲をぐるっと回る短い距離でしたが、その終わりごろに、隣家のMさんが玄関前に座って涼まれていました。
しばらく会っていませんでしたので、懐かしさもあって声をかけると近寄って来られました。
「先日は、ニガウリをいただき、ありがとうございました。
おいしくチャンプルーにしていただきました。大好物でした」
「こちらこそ、なにか立派なワインをお返しにいただいてありがとうございました」
「少しだけよいワインが手に入りましたので、息子さんと一緒に楽しまれてください」
こうして会話が始まり、Mさんの体調が思わしくないことや息子さんが仕事で頑張っておられること、私が通っている中津のK整形外科病院のK先生のことなどが話題に上りました。
そしたら、K先生が大分合同新聞に寄稿されていた記事のなかで、私がK先生に依頼されて行った中津での講演のことも紹介されていたようで、Mさんは、それを、その記事で読んだといっておられました。
そうですね。
久しぶりのことでしたのでMさんとの会話が弾み、30分近くたった状態で楽しい一時を過ごすことができました。
Mさんは、私よりも5歳若く、
「まだまだ若いのだから、よいものを食べて、少し適度な運動をなされて健康になってください」
と別れ際にいっておきました。
これで久しぶりの散歩をめでたく終わることができて、なんとなくすっきりした気分になることができました。
偶の散歩、これもなかなかのものでした。
足を動かして、好きな写真を撮る、その途中で知り合いに会って語り合う、景色を楽しみ、小鳥や虫の音に触れる、これらは、都会ではなかなか経験できないことです。
この本当の贅沢を、これからも大切してしていきたいですね。
明日は早朝からの宇佐行き、懸案になっている倒木処理の仕上げを行います。
これから、その工具の準備を行います(つづく)。


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