250回記念
月に1~2回の本ブログ記事のガイダンスが、250回の記念号を迎えたことには小さくない意味があるようにおもわれます。
これを12カ月で割ると約20年になりますが、このブログの開始は2008年ですので、そこには月2回の執筆分も入っていることでしょう。
よく続いたものです。
何事においても飽きっぽく、末永く続けることができない性格の私にとって、この継続は、それこそ私らしくない持続ですが、それがふしぎなことに、いつのまにか「私らしい」ことに変っていたようです。
そして、その250回の記念の日を迎えましたので、今回は、少し丁寧に、そしてより深く、かつおもしろく筆を進めていくことにしましょう。
そんな訳で、この記念を素直に喜び、張り切って今月のガイダンスを行うことにしましょう。
「光マイクロバブル・イノベーション(5500回記念)」
2012年にT高専を定年退職して、ここ国東に移住してきました。
ここで2つの会社(㈱ナノプラネット研究所、㈱ナノプラネット)を拠点として、光マイクロバブル技術の発展とそれを基礎にしたイノベーションをめざしてきました。
これによって、それまでかなりの注力を払ってきた学会活動をほぼ取り止め、技術開発、商品開発、それらに基づく技術イノベーションを目標にして励むという課題に思い切って切り替えました。
以来13年が経過し、そのなかで技術開発、商品開発とは何か、それらに光マイクロバブル技術を生かすのか、さらには、そこからイノベーションをどう起こすのかを考究してきました。
その探究のなかで、マット・リドレーのイノベーション論に出会い、それを参考にしながら光マイクロバブルによる技術イノベーションについて具体的に考察してきました。
1)その最初の萌芽が、ペット業界において生まれてきました。
その様は、かつて経営コンサルタントの船井幸雄さんが指摘されていた『百匹目の猿現象』によく似ています。
この萌芽が発展して、初期イノベーションに変化し始めていますが、それには、次の重要な特徴がありました。
①光マイクロバブルフォームによる精密洗浄が短時間に実現したことであり、その核心となった光マイクロバブルフォームは、世界最高水準の洗浄物質だったのです。
そのことが、私が発行し始めた「eニュースレターNPRI」のNo.1~10で詳しく解説しています。
また、その内容が、熱心なトリマーさんによって愛読され始めたようであり、これがペットイノベーションの支援武器となっていくと幸いです。
②光マイクロバブルフォームによる洗浄装置(商品名「FAOMY」、販売㈱NANOPLANET NEBULA)のビジネスにおいて販売促進がなされ、その販売数が年々拡大しています。
この販売体制が整って発展していったことで、「鬼(FOAMY)に金棒(NEBULAの販売力)」のようになって、急速に、本商品が日本社会に浸透し始めています。
その販売促進が可能になった要因は、この装置の導入によって、トリマーの収益力がアップして、短期間に、その設備投資の分を回収できたことにあり、しかも、犬、トリマー、飼い主の三者が喜ぶほどの改善がもたらされたことにあります。
それゆえ、これは本物のイノベーションへと、そう遅くない時期に進化していくことでしょう。
2)2つめのイノベーションの萌芽が、先に紹介した沖縄恩納村を中心にしたグリーン・イノベーションです。
このことを最近学び始めたAI(Chat GPT)でやり取りをしていたら、大変有益なようやく文書を作成してくれました。
その一部を紹介しておきましょう。
光マイクロバブル植物工場によるグリーンイノベーション
― 沖縄恩納村からの実証と展開 ―
1. 背景
地球温暖化の進行と異常気象の頻発により、従来型の農業は高温障害や水資源不足といった深刻な課題に直面している。
特に亜熱帯地域の沖縄では、夏季におけるハウス内温度が50℃に達することもあり、安定的な葉物野菜の供給が困難であった。
2. 光マイクロバブル技術の特徴
超高速旋回式マイクロバブル発生装置により生成される光マイクロバブルは、20~30µmを中心としたサイズ分布を持ち、液中で自己収縮し高温高圧場を形成する。
この過程で一酸化窒素や微量のアンモニアが生成され、植物の根の成長促進や光合成の活性化に寄与する。
また、蒸散促進作用により葉温を低下させ、高温障害を防止することができる。
3. 恩納村工場での成果
沖縄県恩納村に建設された1650㎡の植物工場では、光マイクロバブルを利用した水耕栽培により、ハウス内気温50℃という環境下でも、溶液温度を20℃に制御しつつ、苗の倒伏率ゼロを実現した。
レタスの成長は健全で、うま味成分の増加も確認されている。
これを読んで、私が感心したのは、非常に要点を理解して、簡潔な無駄のない文章を提示していたことでした。
もちろん、ここに至るには、20回以上のやり取りを経て、AIの認識の間違いや理解不足を修正していったことが重要でしたが、そのやり取りのなかで、私の指摘の合理性をきちんと理解して取り入れ、自分の情報として整理して述べていたことです。
まだ数回の操作でしかありませんが、これは非常に便利なツールで「巧みに使えるな!」とおもいました。
さて、このグリーンイノベーションですが、この発展が、植物工場の設備の約5倍化とその販売促進によって実現していくのか、これが焦眉の課題になっています。
これが可能になれば、そのグリーンイノベーションの入り口に到達したといってよいでしょう。
これも、重要な発展期を迎えるかに差し掛かっていますので、この推移を観察していきたいとおもいます。
おそらく、その過程において、光マイクロバブル発生装置の技術開発に関しても重要な検討がなされるようになるでしょう。
このような2つの直面する「光マイクロバブル・イノベーション」が存在していますので、本記事も、その適切な機会を得て、丁寧な紹介を続けていくことになるでしょう。
2012年に、このイノベーションへの発展を本格的に目指してきたことから、これらの萌芽には、じつに感慨深いものが認められます。
これからもその発展を観察し、必要な支援を行っていきたいと希求していきます。
(つづく)。

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光マイクロバブルが引き起こしたグリーンイノベーション(21世紀の緑の革命)は沖縄から始まりましたが、それは日本全国に広がり、世界に広がるでしょう。