再びアコウ
  
 昨日、家内が地元のスーパーエースで、アコウを購入してきました。

 この地元産の高級魚を安く購入できるのですから、魚好きにとっては天国のような海の幸のの産地ということができるでしょう。

 そのアコウの姿を示しましょう。

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アコウ

 結構な大きさのアコウですが、これが値札に示されているように1パック499円でした。

 これらを含めて3パックを購入したようで、もう一つはやや小さめのアコウが二匹入りで同じ値段でした。

 久しぶりのアコウでしたので、そして、しばらくの間、生の魚を賞味していませんでしたので、俄然、うれしくなりました。

 「今日は、アコウがいただけるので、それにふさわしい白ワインを用意しよう!」

 こうおもって、冷えた白ワインがあるのかと家内に尋ねると、ブルゴーニュワインの白が三本もあると聞かされ、さらにうれしくなりました。

 本格的な夏を迎えて、よく冷えたワインを飲むことによって、暑さを忘れさせるさわやかさが生じてきます。

 それでも、ワインの飲む量は半グラスと決まっています。

 さて、このアコウの料理は、いつもと反対で、最初に味噌汁が最初に出てきました。

 アコウ独特のうま味が信州味噌の美味しさと重なって、これは絶品でした。

 「旨いね!」

 おもわず飛び出しました。

 あまりの優雅なうま味に誘われて、ついつい、その味噌汁を飲み干してしまいました。

 丁度その頃、アコウの唐揚げが出てきました。

 「これは初めての料理だね!」

 唐揚げといえば河豚ですが、この初物はそれ以上の味でした。

 「すごいね、これは真に上品な唐揚げだね!」

 「そうですか、最後は、刺身ですよ!」

 いつもは、これが最初なのですが、すでにかなり膨らんできていたので、ゆっくり、ワインとともにいただきました。

 たしかに、よく冷えた白ワインと新鮮アコウの刺身のコンビは格別でした。

 久しぶりに、国東の海の幸を堪能しました。

 2つ併せて、1000円弱、しかも、その刺身は余っていて、この出された刺身もすべていただくことができませんでしたので、大分の郷土料理である「りゅうきゅう」風の醤油漬け(フンドーキンの『甘くておいしい醤油』)にして、それを明日お茶漬けにしていただくことにしました。

 国東の海の幸、極上ですね(つづく)。