ボンカレイ
  
 先日、国東市小原にある「銀太刀の郷(ぎんたちのさと)」で食事を済ませた後に、店内で販売されている新鮮魚のなかに「ボンカレイ」という珍しい魚がありましたので購入しました。

 昔、子供のころに食べたくてたまらなかったカレーの名前によく似ています・・・・。

 ネット上の魚類図鑑で、このカレイを調べてみましたが、なかなか同定ができませんでしたので、パック上に示された名称のままで紹介します。

 なかなか立派なサイズで体長は35㎝以上ありました。

 体形も通常のカレイと異なっていて、初めて見るカレイでしたので、物珍しさも手伝って購入することにしましたが、これが非常に驚くほどの格安で650円でした。

 さて、その味はどうだったのか?

 刺身にして食卓に上ってきました。

 先日の記事で紹介したスズキと一緒の皿に盛られていましたので、それと味比べを行いました。

 スズキは柔らかく、しかも弾力があったのですが、このボンカレイの方は、より硬めでした。

 また、弾力性は、このボンカレイの方がやや硬めで噛み応えがありました。

 さて、肝心のうま味の方ですが、スズキの方は極上でしたが、このボンカレイは、それを上回る極上さがありました。

 これがわずかに650円でしたので、その賞味後の価格を想定すると、やはり、その5~8倍はしてもよいとおもいました。

 「これはすばらしい味のカレイだ!」

 また、新たな極上の味の魚を知ることになりました。

 先日のスズキに加えて、このボンカレイに出合えたことは真に幸運なことでした(つづく)。

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ボンカレイ