6年ぶり
私の研究室の窓から、たわわに実ったビワの実が見えます。
先ほど、家内と次のような会話を交わしました。
「前庭のビワを、小鳥たちが突き始めましたので収穫してきました」
「そう、今年はビワがよく生っていますね。こんなにたくさんの実がなることは初めてのことだよね」
「そうですよ。昨年までは、まったく実が生っていませんでしたので、これは初めてのことですよ」
「そうか、研究所ができたのは、たしか6年前だよね。それから、しばらくして、ビワの実を植えたのですよね?」
「そうですよ!道の駅で買ってきたビワの実を土の中に植えました。それが、こんなに大きくなって、今年はたくさん実がなりました」
「すごいね。少し食べてみようか!」
「前庭だけでなく、裏庭にもできて実がなっていますよ!」
「そうですか。味の方はどうでしたか?」
「甘くて美味しかったですよ」
この会話の後で、裏庭になっていたビワ2つが出されました。
数日前に収穫されたものでした。
「これは甘さもあり、美味しいね!」
旬の果物らしい、よい香りがして、ほんのりした甘みもあって、そんな自家製ビワに出会えてうれしくなりました。
次は、獲れ立ての前庭のビワをいただきました。
「これは、酸味が少しありますね。しばらく、このままにしておくと熟して甘味がでてくるのではないですか?」
それにしても、収穫したビワの実の多さに少々驚きながら、この写真撮影を行いました。
立派なビワになっています。
これだけ収穫しても、未だ前庭には、かなりの数のビワが残って生っていますので、これからしばらくは、賞味を続けることができそうです。
このビワ、今では、非常に高級な果物として市販されています。
6つ入って500円、このような価格で売られていました。
わが家の庭では、柿に続いて2つ目の自家製果物なので、食べ過ぎないように、そして貴重品として初夏の果物を楽しくいただくとにしましょう(つづく)。

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