生ワカメ
  
 お隣のMさんの奥様が、獲れ立ての新鮮ワカメを持ってきてくださいました。

 これをすぐにいただきました。

 愛用の鉄鍋を用いて寄せ鍋でいただきました。

 もちろん最大の目当ては、この生ワカメでした。

 寄せ鍋を温める火をやや弱めにして、思い切りよく、この生ワカメを入れました。

 もともとは茶色のワカメが、みるみる変化して濃い緑色になっていきました。

 この時点でさっとすくっていただきました。

 何といえない柔らかい、そして美味の生ワカメに感激しました。

 やはり、この新鮮な生ワカメに勝る美味しさはないのではないか、こうおもいながら、さらに、これをすくっていただきました。

 みごとな最高水準の味でした。

 この「おすそわけ」のワカメは、根に近い部分のいわゆる「メカブ」の方で、市販の国東ワカメと違っていました。

 より厚みがあり、うま味がよりあるように感じました。

 国東沖から別府湾にかけては魚介物が豊かな水域であり、このワカメもその恩恵を受けて立派に成長してきたことが、この美味しさに反映されているように感じました。

 おかげで、たっぷりといただくことができて真に優れた健康夕食を摂ることができました。

 いただいた生ワカメは、まだたくさんありますので、この新鮮ワカメを美味しいうちに賞味するのがよいですね。

 Mさん、そして奥様、どうもありがとうございました。

 今度、何か良いものを探して、近いうちに「お返し」をしなければなりませんね(つづく)。

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クニサキの生ワカメ