4月の緑砦館(2)
4月も後半を迎え、若夏の気配が漂うこの頃です。
この2週間は、19日に行った講演の準備で、そのスライドづくりに専念していて緑砦館におけるアグリ作業を行う余裕がありませんでした。
先ほど、緑砦館の野菜たちと久しぶりに面会してきました。
「やぁー、久しぶりですね。お顔を拝見しないので、どうしたのかなと心配していました」
と、いわれたような気がしました。
ハウスのなかとはいえ、緑砦館1は、外気温よりも高温のせいでしょうか、季節の進行がより早いようで、早くも蚊が出てきていました。
なにかときめ細かく世話をしていないと、必ずといってよいほどに不具合が出てきますので、これまでのご無沙汰を反省し、まずは、タンクのなかへ注水することから始めました。
野菜たちのなかで大きく目立っていたのがセリであり、その背丈を測ってみたら、なんと80㎝を超えていました。
しかも、その群生が大きな繁茂の塊状になっていて、こんなセリの光景は今までに見たことがありませんでした。
きっと、このセリたちは、光マイクロバブル水耕栽培が大変気に入っているのでしょう。
これをせっせと収穫しながら、もっと伸ばしてやる必要がありますね。
次は、緑砦館3の小松菜です。
どういうわけか、ここの小松菜の生育がすばらしく、緑砦館2よりも上出来となり、これまでのジンクスを変えてしまいました。
今は、その成長の結果として菜の花が咲きにおっており、立派に種を実らせようとしています。
セリと共に、この小松菜を家内が毎日収穫してきて賞味しています。
一昨日は、研究員のD君に、この小松菜入りのチャーハンを料理してあげたら、それこそ、気持ちがよいほどの食べっぷりであり、それを見て家内と二人で大喜びしました。
小松菜よ、ありがとうと感謝しました。
本日のアグリ作業
1.緑砦館1のAレーン
タンク内の水が不足していましたので、この補給を行いました。
2.緑砦館1のBレーン
下流端のセリの背丈の計測を行い、それが80㎝を超えていました。
また、ミニトマトの苗がだいぶ育ってきましたので、この分株の移植を検討しました。
マンジェリコンは、相変わらずよく育っています。
3.苗の状況
サニーっレタス、パクチー、バジル、大葉青しそなどが育ってきましたので、これらの移植計画を考えました。
4.その他の作業
1)Bレーン下流の汚れ取り網の清掃を行いました。
2)緑砦館1の東側タンクに光マイクロバブル水を注水し、そのなかにリンゴを投げ込みました。
3)Bレーンの漏水箇所の修繕を行いました。
4)Aレーンの再稼働を確認しました。
明日は、まず、かなりの発生が起きている蚊の駆除から始める必要がありますね(つづく)。
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