3月の緑砦館(2)
早くも三月も中旬を迎え、春の温かさを実感できる日々になってきました。
オアシス緑砦館1の日中の気温は36℃にまで上がってきて、久しぶりにシャツ一枚でここちよい作業をすることができました。
まずは、東の端にある500ℓの水槽の水が少なくなっていましたので、ここに光マイクロバブル水を貯めようとおもって、そこから溢れ出している水を見て、慌ててバルブを閉じるというヘマをしてしまいました。
これによって、緑砦館1内の底面に水が少し滲出することになりましたが、ハウス内の気温の上昇で野菜たちにとっては乾燥気味になっていたとろでしたので、良い潤いになったことでしょう。
次は、先日Bレーン下流に置いた豆苗が伸びて、当初の背丈の2~3倍にまで成長していました。
当初は、それに気づかず、
「先日、設置した豆苗はどうなったのだろうか?」
と、その奥の方を探していましたが、手前に大きく覆われていたそれに気づかず、改めて手前を見て、その凄さに吃驚しました。
「これは凄い、やはり、この即席栽培法はすばらしい!」
と感嘆しました。
今夕は、早速、これをいただいて四半分だけ賞味することにしましょう。
緑砦館2の観察
例年だと、緑砦館2は、緑砦館1に続いて野菜が栽培できるところですが、今年は、クレソンが育っているB水路を除いて、その成長が芳しくありません。
その原因は何かをこれから検討するところですが、次の因子が考えられます。
3は北側にありますので、やや野菜の成長は遅いのですが、その分だけしっかりした野菜になることが特徴のようです。
1)移植時期がかなり遅れた。また、光マイクロバブルの稼働がさらに遅れた。この間、光マイクロバブルなしの状態であった。
2)液体肥料の供給が不足していた。
3)一時期、水位が減って、根から水分吸水能力が落ちた。
幸い、未だ枯れてはいませんので、これからの改善に期待したいと思います。
今週の注目野菜・サヤエンドウの苗
プランターで育てていたサヤエンドウの苗の背丈が15㎝前後にもなってきましたので、この移植開始しました。
本日は。その半分を移植しました。
サヤエンドウといえば、昨年、吃驚することが起こりました。
それは、その豆がサヤのなかででき初めのころに収穫して賞味すると非常に甘く美味しかったことでした。
しかも、その豆の甘さは、サヤエンドウ豆が大きくなってしまうと薄らいでしまうことも明らかになりました。
すなわち、若サヤエンドウ豆こそが、一番の食べごろだであることが判明したのでした。
こんなことは、自分で光マイクロバブル栽培をしてみないと解らないことであり、よい知見を得たとおもっています。
その若サヤエンドウが、今年も期待に応えてくれるでしょう。
本日のアグリ作業
1.小松菜の苗の移植
プランターに育っていた小松菜の苗3株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
2.サヤエンドウの苗の移植
プランターに育っていたサヤエンドウの苗14株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
3.播種した苗の観察
先日播種したものが発芽し、苗に成長し始めています。その様子を次に示します。
1)スイートバジル:発芽なし
2)ビタミン菜:背丈が数㎝になりました。
3)サニーレタス:葉のサイズが5~6㎝になり、まもなく移植可能になります。
4)パクチー:発芽してきました。かなりの数です。
5)大葉青しそ:これもかなりの量で発芽してきました。
6)フダンソウ:たくさん発芽しました。
これらの苗を逐次移植していくとなると、これからもせっせとアグリ作業をしていくことが必要になりますね(つづく)。
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