3月の緑砦館(1)
「我が世の春」ではなく、「我が野菜の春」を迎えましたからでしょうか。緑砦館の野菜たちが、すくすくと育ち始めました。
三月になって最初の緑砦館だよりです。
その春の気配は、緑砦館1において濃厚になってきています。
最初の報告は、春の芽生えについてです。
先日播種したサニーレタスの発芽が進み、今度は、そのすべてが育ち始めています。
おそらく、その種のなかのDNAが呼応しているのでしょうか、きれいに育ち始めています。
次は、大葉青シソ、これも季節に応えてきたのでしょうか、冬の間は芽生えが芳しくなかったのですが、それが一斉に発芽し始めました。
これも、春と共に嬉しい発芽です。
さらに、ビタミン菜やサヤエンドウの発芽が続いています。
しかし、スイートバジルやパクチーの発芽はまだ始まっていません。
さて、緑砦館1の物語ですが、その第一は、空心菜です。
これは南方系の野菜だからでしょうか、この冬において唯一といってよいほどに上手く育たず、枯れてしまいました。
やはり寒さがきつかったのでしょう。
夜になって、気温が下がったのが原因だったのでしょう。
空心菜は、戦後の沖縄を救った野菜ですが、これから夏に向けて再度移植を試みたいとおもいます。
また、ツルムラサキも、この冬の寒さに弱りかけましたが、何とかもちこたえて、再び成長に転じてきたようで、枯れるまでに至りませんでした。
おそらく、今年は、これが成長して巨大化していくことが期待されます。
こう並べてみると、かなり豪華な仕込みになりそうです。
これも春に備えての「意気込みの細やかな証明」なのかもしれません。
緑砦館3の観察
緑砦館3は北側にありますので、やや野菜の成長は遅いのですが、その分だけしっかりした野菜になることが特徴のようです。
ここは、A~Cまでの水路がありますが、それぞれの野菜が異なった成長を遂げています。
一番順調なのがA水路であり、ここの成長株は小松菜です。
緑砦館1のB水路と比較してやや小さい状況ですが、すでにここの小松菜の収穫が始まっています。
濃いグリーン色を呈したコマツナがよく育っています。
一方、C水路は初めての野菜栽培ですが、ここのコマツナはやや色が薄く、肥料の不足があったのかとおもっています。
しかし、ここが二番手で待ち構えています。
C水路は、ここのポンプが軋み音を出していましたので、しばらくの間運転を停止したままになっています。
ここでは、光マイクロバブル有無の比較実験を試みる予定です。
以上のように、北側で太陽光の陽射しが少ないなかでも徐々に成長を遂げているようにおもわれます。
今週の注目野菜・サニーレタスの発芽
サニーレタスの種がきれいに発芽して、苗として育ち始めましたので、その様子を示しておきましょう。
この野菜は、緑砦館1のA水路において比較的によく育つ実績を有していますので、その移植を行う予定です。
元気の発芽の様子は、いつも励まされます。
本日は、アグリ作業を休みました。
多くの野菜が、春を前にしてすくすくと育ち始めましたので、それらを観察することのみに留めました。
(つづく)。
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