2月の緑砦館(2)
本日は、懸案だった緑砦館1のAレーンにおいて新たなポンプとの入れ替え作業を行いました。
この作業は、主として㈱ナノプラネット研究所の大成由音社長によって行われ、私は、その助手的役割を務めました。
これは、すぐに済む予定でしたが、結構な時間がかかる作業となりました。
その理由は、すでに既存の配管パイプを使用しながらの高さ調整を行う必要があったからで、しかも、狭いAレーンの下部における配管作業だったからでした。
それでも、なんとか、新たなポンプと配管を済ませ、明日は、この試運転を行う予定です。
同時に、Aレーン上に設置していたプランターを移設する棚を緑砦館1の北西隅に確保しましたので、ここへのプランターの移設を開始しました。これも明日中に完了するでしょう。
次に、各水路への納豆菌を入れた溶液を次のように継続してきました。
1)緑砦館1:B水路 2月7日注水開始、8日、9日追加注水
2)緑砦館2:A~C水路 2月7日注水開始、8日A水路とC水路に追加注水
3)緑砦館3:A~C水路 7日注水開始、8日A水路とC水路に追加注水
これらの効果は、いまだ明確になっていませんが、そのなかで、わずかな兆候が、緑砦館1のB水路における移植野菜の認められるようなので、引き続き、この観察を楽しく継続していくことにしましょう。
これで、緑砦館1~3におけるすべての水路において苗の移植が可能になりました。
すでに成長してきている次の苗を、まずは、Aレーンに移植していくことになるでしょう。
1)三池タカナ 約100株
2)大葉シュンギク 約20株
3)サニーレタス 約30株
4)大葉シュンギク、水菜ほか 10数株
今週の注目野菜・小松菜
今年の緑砦館における、光マイクロバブル水耕栽培によるメイン野菜の苗が小松菜です。
おそらく、その移植数は1000を軽く超えていますが、それらの苗の成長を、大きさ順に並べてみましょう。
1)緑砦館1のB水路、2)緑砦館1のA水路、3)緑砦館1のBレーン、4)緑砦館3のC水路、5)緑砦館3のA水路、6)緑砦館2のA水路、7)緑砦館2のC水路、8)緑砦館3のB水路
まず、葉の色に注目しましょう。
濃い緑色が鮮やかであり、活発な光合成がなされている証左のひとつといえます。
茎も力強く、そこから葉に向かって形成される葉脈もしっかり形成されていて、葉の表面が凸に広がっていて、活発な葉脈と葉の形成を表現しています。
このような小松菜の若葉が、相当数にのぼって成長してきていますので、これらを家内が毎朝収穫して食卓に上らせています。
別稿において、その味覚を詳しく報告しますが、これがみごとであったことから、私の従来の小松菜観は大きく塗り替えられました。
今年は、この小松菜と共に正月を迎え、そしてゆかいな如月に至っています。
この豊かな小松菜の成長と収穫が、おそらく初夏まで続いていくでしょう。
本日のアグリ作業(2月4~10日)
1.苗の移植・収穫(4日)
1)三池タカナの苗44株を緑砦館1のBレーンおよびB水路に移植しました。
2.苗の移植・収穫(7日)
1)三池タカナの苗60株を緑砦館1のB水路に移植しました。
3.苗の移植・収穫(8日)
1)三池タカナの苗35株を緑砦館2のC水路およびA水路に移植しました。
4.ポンプ設置(10日)
緑砦館1のAレーンに新たな自吸式ポンプを設置しました。
これで、すべての緑砦館において光マイクロバブルの発生が可能になりました。
ここまで来るのに約4カ月弱、長くもあり、短くもありました。
私の緑砦館物語、これでようやく本格稼働状態に入りました。
引き続き、光マイクロバブル水耕栽培研究に勤しむことにしましょう(つづく)。
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