初春の緑砦館(4)
新年は、まず、緑砦館のアグリ作業から始まりました。
これは昨年の師走からの延長ですが、ここで改めて新しい年を迎えたことで気持ちをより更新させました。
正月元旦からは、南国大分の国東らしく温かい快晴の日が続きました。
こんな日は、真に緑砦館日和でもあり、まるでオアシスの中に入って行くように誘われ、自然にアグリ作業に引き込まれていきます。
今は小さな苗だけど、これらが成長すれば立派な野菜たちになる、こう期待を寄せながら手足を動かすことは、非常にゆかいなことです。
また、播種した種が芽吹いて小さな双葉が土の中から出てくることには、そこはかとない新鮮さと喜びを覚えます。
それには、長い間のヒトと植物の付き合いの歴史観への想いも含まれています。
昨夜から朝方にかけて、ここ国東地方は雪になり、数㎝の積雪になっていました。
年に1、2度の珍しい積雪ですが、青森や北陸の能登地方などでは、この積雪を伴う厳しい冬将軍の訪れに困窮させられているでしょう。
冬の寒さに負けず、雪の深さにたじろがず、どうか健やかにお過ごしください。
さて、真冬のなかで露地の野菜は身をちぢ込ませていますが、緑砦館1のオアシスのなかは別世界です。
ここで、まず先に、A水路に移植した野菜たちが成長してきました。
連日、たっぷりと光マイクロバブルを供給してきた成果が、この成長を成し遂げたのでしょう。
今朝は、家内が摘んできて、皿に盛ってくれました。
彼女曰く、
「水菜は、今が一番おいしい。虫にもやられていないのできれい!」
こういっていましたので、早速、その一葉を試食しました。
「これは美味しいね!うま味がでてきているよ!」
光合成によって合成された「うま味」であると理解しました。
思わず、その一葉をいただくことを何度も繰り返し、同じ味の美味しさを確かめました。
そして、素直に、こういい聞かせました。
「これは、毎日せっせと、緑砦館でアグリ作業をしてきたからで、それが、こうして成果として現れてきたようだ!
野菜たちは、この成長を通じて『褒美』をくださったのだ。まことにありがたい!」
今日は、たっぷりと朝から光マイクロバブルを供給することにしました。
移植率
本日(10日)、先日の緑砦館における移植率において若干の変化がありましたので、修正加筆をしておきましょう(緑色の部分)。
1)緑砦館1 Bレーン 100% 800株
2)緑砦館1 A水路 100% 170株
3)緑砦館1 B水路 100% 530株
4)緑砦館2 A水路 100% 150株
5)緑砦館2 B水路 100% 170株
6)緑砦館3 A水路 100% 170株
7)緑砦館3 B水路 12% 20株
8)緑砦館3 C水路 100% 250株
9)緑砦館2 C水路 70% 175株
10)緑砦館1 Aレーン 0% 0株
合計 2435株
本日のアグリ作業(1月1~5日)
1.苗の移植・収穫(1日)
1)チンゲンサイの苗15株を緑砦館1のBレーンに、また、同20株を緑砦館2のA水路に移植しました。
2)移植スペースがやや少なくなってきましたので、移植ペースを緩和することにしました。
2.苗の移植・収穫(2日)
1)チンゲンサイの苗50株を緑砦館2のA水路に移植しました。
2)チマサンチュの苗10株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
3)緑砦館3のB水路のポンプ点検、光マイクロバブルを発生させていたが、金属音がするので改善が必要。
3.苗の移植・収穫(3日)
1)チンゲンサイの苗10株(5孔)を緑砦館1のB水路に移植しました。同苗44株を緑砦館2のA水路に移植しました。
2)液肥をタンク内に製造しました。
4.苗の移植・収穫(4日)
1)大葉シュンギクの苗3株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
2)チマサンチュの苗23株を緑砦館2のC水路に移植しました。
3)早とり小松菜の苗42株を緑砦館2のC水路に移植しました。
4)三池タカナとサニレタスの発芽が始まりました。クレソンのほとんどに根が生え、定着がなされました。
5.苗の移植・収穫(5日)
1)大葉シュンギクの苗2株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
2)早とり小松菜の苗80株を緑砦館2のC水路に移植しました。また、小松菜味彩の苗18株を同水路に移植しました。
3)サラダ菜の発芽を観察、三池タカナの発芽多数、レタスの朝摘み。
以上が、2025年の年始の作業となりました(つづく)。
コメント
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コメント、ありがとうございます。緑砦館での作業はいつのまにか日課となっています。今年はコマツナをたくさん移植しましたので、来月には収穫が可能になるでしょう。セリとクレソンは収穫が始まり、お粥のなかかにいれて楽しんでいます。