緑砦館(GFH)オアシス(3)
一昨日は寒かったせいでしょうか、中庭に鶯が落ちていました。
こちらに来て初めてのことでした。
春を待たずして逝ってしまったことを惜しみ、あの流暢な啼き声を聞くことができなかったことを残念に思いながら、裏庭の一部に埋めてやりました。
数日前の旅行の後、寒かったせいもあり、緑砦館での作業を中止していました。
本日は、晴れて太陽光が燦燦と降り注いでいたこともあり、温かい緑砦館で久しぶりの作業に勤しみました。
館内の気温は25℃、上着を脱いで、ここちよくチンゲンサイの苗の移植作業を行いました。
しばらくの中断の間に、この苗はかなり大きくなっていましたので、スポンジ1個に苗1本の割合で77株を移植しました。
生きたか弱い苗を丁寧に、そして素早くスポンジのなかに入れて、最後は、移植孔にスムースに入れ込む、この一連の作業を楽しみました。
細かい手作業ですので、後期高齢者にとっては高貴なことではないかと、大切な修行の一つだと思っています。
さて、今朝は、いつものように、家内のCDの歌を鑑賞しながら、自ら淹れたコーヒーをゆかいにいただきました。
その際、羽田空港で買った木村屋の「あんぱん」を半分だけいただいて、より一層コーヒーの酸味とコク、そして香りを賞味いたしました。
森のコーヒー、ソプラノの歌、木村屋のあんぱん、これらは最高水準のおもしろいトリオのように感じました。
朝摘みは家内が
このように朝の一時をゆっくり過ごしているうちに、そういえば、本日のブログの仕上げをしていなかったことを思い出し、そのまま書斎に向かいました。
その間に、家内が緑砦館1の野菜の朝摘みをしたようで、食卓には、どっさりと新鮮野菜が山盛りされていました。
そこで、お好みのドレッシングを作り、その野菜の一つ一つの味を楽しみながらいただくことにしました。
それらの野菜には、すでに「うま味」が出ていて、それが噛むほどににじみ出てきて、より気分よく味わうことができました。
なかでも、本日はセリが多く入っていて、その一部を味噌汁になかに入れて楽しみました。
また、クレソンやセロリも美味しく、最高水準の味でした。
こうして、ゆっくりと、それぞれの味を確かめながらいただきます。
しかし朝食では、この山盛野菜をすべていただくことはできませんでしたので、夕食分として、その約半分を残しました。
ところで、今回の旅行の最後の夕食は肉料理でしたが、それには、野菜の小鉢が付いていました。
この野菜には、ドレッシングがかけられていましたので、野菜本来の味というよりは、ドレッシングをいただいているように感じました。
また、その料理が届く前に、前菜としての野菜の一品を薦められました。
それらのなかから、ミニトマトとモッツァレラチーズがわずかに入っていてかなりの値段をしていました。
もちろん、我が家の新鮮野菜は、どの料理のなかにも存在していませんでした。
大都会では、私の考えているようなロハスな食生活は、ほとんどできないのではないかと思いました。
ここに、自家製のロハスな野菜づくりの意味と良さがあるのではないかと、しみじみ痛感しました(つづく)。
サニーレタス(緑砦館1Bレーン)
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