初春の緑砦館(1)
昨年11月の初めから、ほぼ毎日で大晦日まで、私にしては、なかなか珍しく緑砦館に入ってアグリ作業を続けてきました。
森山良子作詞の名曲『涙そうそう』の2番にあるように、「これが私の癖になり」の如く、オアシスのように温かい緑砦館に入って、身体を癒しながらの苗移植などのアグリ作業は、非常に心身の健康に役立ちました。
今年も、正月元旦から緑砦館の野菜たちとのやさしい触れ合いが始まっています。
本日(2日)午後13時の緑砦館1の気温は30℃近くあり、すぐに上着を脱いで作業を始めました。
移植率
すでに昨年からの播種と苗作り、そして移植という工程がかなりの進展を見せ、以下の水路においてほぼ100%に近い移植率を達成することができました。
1)緑砦館1 Bレーン 99% 800株
2)緑砦館1 A水路 100% 170株
3)緑砦館1 B水路 100% 530株
4)緑砦館2 A水路 80% 150株
5)緑砦館2 B水路 100% 170株
6)緑砦館3 A水路 100% 170株
7)緑砦館3 B水路 3% 8株
8)緑砦館3 C水路 100% 250株 合計 2248株
これは、かなりの量ですね。
せっせと、苗作りをして移植してきたことが、積もり積もって、ここまでのことを為してきたことに少々驚いています。
また、これらの苗が無事成長してくれると、ちょっとした緑砦館菜園が生まれることになりますね。
そうなれば、じつにすばらしいことではないかと思います。
しかし、その苗作りは、これで終わりではなく、今尚進行中であり、そのことを考慮すれば、さらに、緑砦館内に苗の移植を行うスペースの確保が必要になります。
じつは、そのために、本日(2日)、緑砦館3のB水路の試運転を行い、光マイクロバブルの発生を可能にしました。
その際、ややポンプの回転音が好ましくなく、この改善が必要と思われますが、当面は、ここでの移植が可能ですので、たちまち、移植先がなくて困ってしまうことはなさそうです。
残るは、緑砦館2のC水路と緑砦館1のAレーンですが、いずれもポンプの調子がよくなく、前者に関しては、ポンプ内の清掃を徹底して行うことを考えています。
また、後者については、ポンプの取り換えを依頼していますので、その配備は、まだ先のことになりそうです。
これらが、共に稼働できるようになると、その追加分として約800株、これに上記の緑砦館3のB水路の200株を加えると約1000株になります。
これらの総合計は、約3248株となり、これで満杯に達します。
こうなってくると、私の想像をはるかに超えてしまいそうですが、野菜たちの成長に応じて自然に対応していく、これが一番良い方法ではないかと思っています。
本日のアグリ作業(12月20~22日)
1.苗の移植・収穫(20日)
1)三池タカナの苗140株を緑砦館1のBレーンに移植しました。また、同40株を緑砦館2のB水路に移植しました。
2)緑砦館1のBレーンにおいてミニトマトの長い茎を撤去して、その先端に成長していた新葉の部分を摘み取り、同レーンに差し根を行いました。
3)同Bレーン下流付近に、あちこちでセリの若葉が移植孔から出てきており、今後のセリの豊作が予想されました。
2.苗の移植・収穫(21日)
1)三池タカナの苗104株を緑砦館1のBレーンに移植しました。これで、同レーンの移植率は97.5%に達しました。
2)緑砦館1のB水路に水張しました。また、その上板の清掃を済ませました。
3.苗の移植・収穫(22日)
1)三池タカナの苗60株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
2)小松菜味彩の苗104株を緑砦館1のBレーンに移植しました。
3)緑砦館1のB水路において新運転を行い、光マイクロバブルの発生を確認しました。
4)同水路の上板は、溝形が2枚、孔方式が1枚としました。本溝形上板においては、かなりの量の苗移植が可能です。
以上のように、連日の苗移植作業が続き、かなりの量の移植が可能になりました。
これに対応して、緑砦館1B水路の稼働は苗の移植先として、その数の確保に非常に有効でした(つづく)。
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