緑砦館(GFH)オアシス(2)

 正月元旦からの三が日は、午後から緑砦館1で過ごしています。

 幸いにも快晴の日が続き、昼過ぎには、緑砦館1内が28~30℃にもなり、真冬におけるオアシスだと感じられ、足しげく入館しています。

 緑砦館(GFH)1は、Aレーンを残して、そのすべてにおいて移植が完了していますので、それらへの水やりと観察を楽しむことが私の「くせ」になっています。

 その緑砦館における苗の移植を速やかに進行させ、なんとか正月に合わせて収穫ができるように励んできましたが、その努力が一部において実るようになり、表題のような「さわやかロハスの野菜生活」が始まっています。

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小松菜味彩の苗(緑砦館1)

自家製野菜作りの特徴

 これは、より具体的には、自家製野菜づくりといってもよく、その特徴は、第一に、無農薬栽培であること、第二に、極低濃度の液肥栽培であること、第三に、格別に美味しいことの3つにあります。

 先の記事において、市販野菜の嫌味と不味さ、そして非常に汚染されていることが、私の光マイクロバブル水浸潤実験によって明らかになりましたが、これが非常に怖くて深刻なことは、その問題が、見た目ではよく解らないことにあります。

 そして、さらに怖くて、より問題だと思うことは、市販の野菜の嫌味成分や不味さ成分があることは、そんなものだと慣れてしまうことであり、そこからより進むと、食べなければよいことだと敬遠してしまうという最悪の事態に追いやられてしまうようになります。

 その付けが、高齢者になって健康を害し、病院通いを余儀なくされてしまう、このようなことが現実社会に広く氾濫しているのではないでしょうか?

 このように考えながら、この二カ月、次の5つの計画を立案・実行してきました。

 ①プランターに土を入れて土耕による苗づくりを地道に行う。しかし、これには収穫可能になるまでに、かなりの時間が必要なので、それを承知で、コツコツと急がず、慌てず、苗作りとその移植を続けていく。

 手持ちの種子がいくつかありましたので、それらを播種して苗作りを行いました。第1次から第4次までの苗作りを行い、現在は、その第4次に至っています。

 ②当面の策として、年の瀬から正月用には、ホームセンターにおいて苗を購入し、それを育てて収穫できるようにする。

 少量ですが、サニーレタス、巻きレタス、シュンギク、セロリなどの苗を購入して育てましたので、12月後半から徐々に収穫が可能になりました。

 現在も、その収穫が続いています。

 ➂たまたまですが、手持ちの種子のなかにブロッコリー(スプラウト)がありましたので、これを利用して栽培しました。

 この栽培は、非常に短期間で可能になりましたので、②の後から、この収穫もなされるようになりました。

 こうして、②と➂による野菜の収穫によって、晴れて正月に自家製野菜をいただくことが可能になりました。

 ④年末に、そろそろクレソンが出ているころだと、例年購入してきた里の駅において購入できなかったので、今回は、別の里の駅において新たにクレソンを見つけ、それを二回に渡って購入することができました。

 これらをすぐに移植して、その定着を目指しましたが、それがほぼ1週間で可能となりました。

 注目すべきことは、この短期間において嫌味と不味さがほぼ解消したことであり、葉が伸びた茎の付けのすぐ下の部分に白い根が生え始めたことでした。

 今では、やや少量ですが、この正月より、待望のクレソンサラダをいただくことができるようになりました。

 ⑤緑砦館1のBレーンの最下流付近において、昨年夏に移植したセリが生き残って、水路のなかで伸びて、最下流付近の移植孔から若葉が数十か所から出てくるという思わぬ現象が発生しました。

 それらのセリが、徐々に成長してきて少量ではありますが、それを摘んで「セリ粥」を賞味できるようになりました。

 香りがよく、シャキシャキした歯ごたえもよく、品質はかなり良さそうなので、この豊作が期待されています。

 これもクレソンと同様に、5~6月までの成長期間がありますので、大切に育てていきたいと思います。

 こうして、未だ細やかではありますが、私のロハスな食生活が開始されるようになりました。

 これから、その生活はより充実・発展していくのではないかと予想されます(つづく)。
 
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自家製野菜(緑砦館1Bレーンで収穫)