苗の移植が続いています(3)
 
 年の瀬もかなり迫ってきました。

 冬らしく気温も下がってきて最低気温は3~4℃になりました。

 しかし、天気は晴れの日が多く、さしこんできた太陽光によって緑砦館は、昼頃に30℃近くになり、まるでオアシスのようにここちよい快適空間が形成されています。

 野菜たちの光合成が活発で豊富な酸素で満たされ、光マイクロバブル水耕栽培の水が流れ、その一隅では、各種の苗が育っているプランターが並んでいて、真ににぎやかで豊かな様子になっています。

 とくに、このオアシスのなかで昼下がりの「ここちよい一時」を過ごすことが好きになり、せっせと苗をスポンジに入れて移植するという作業を楽しんでいます。

 おかげで、緑砦館1のBレーンの移植はほぼ完了し、およそ800株が育つ状況になりました。

 なかでも、最近よく目立つようになってきたのは、緑砦館1のBレーン下流にセリの若葉がおよそ30か所において移植孔から顔を出すようになってきたことです。

 おそらく、水路の下を伸びてきて、移植孔から光が射しこんでいることから、そこから若葉を出してきたようです。

 これらが、これから順調に育ってくるでしょうから、この正月から春にかけてセリの大豊作が見込まれるようになりました。

 昨日は、そのセリを家内が、早速、少し収穫してきましたので、セリ粥を楽しみました。

 さてこの移植は、そのBレーン以外にも必要になってきましたので、他の水路の清掃を行い、当面、緑砦館2のAとBの水路の確保を行い、すでにその移植も始まっています。

 また、一昨日からは、緑砦館1のB水路も稼働させましたので、ここにも移植が可能になりました。

 これらの水路の移植可能株数は、ざっと計算して400~500株はありそうですので、これで当分は、その移植先を確保できたことになります。

 残るは、緑砦館2のC水路、緑砦館3のB水路、そして緑砦館1のAレーンですが、これらのうち、前二者においては年内に清掃と整備を行い、稼働させる計画です。

 また、最後者に関しては、どうやらポンプの性能が落ちているようで、新品のポンプを発注して取り替えることになりました(今のポンプは中古品でしたので、寿命を迎えたのかもしれません。

 現在の様子は、水を吸い上げはするが、圧力と流量が足りず、光マイクロバブルが発生しないようで、これでは役に立ちません)。

 一方、苗づくりに関しては、第4次分として、1)小松菜味彩、2)チンゲンサイ、3)ブロッコリー(スプラウト)の播種が行われ、早くも、それらの発芽が始まりました。

 とくに、チンゲンサイの発芽が元気よく、頼もしさを覚えています。

 また、昨日(23日)は、第4次分の追加として、4)サラダ菜、5)ブロッコリー(スプラウト)の播種を済ませました。

 これで手持ちの第4次分の種は、サニーレタスほか2つになりました。
 
緑砦館いちず23
                 
本日のアグリ作業(13~16日)
  
 1.苗の移植・収穫(13日)

 1)京水菜の苗(1スポンジ2本)124株を緑砦館1のA水路に移植しました。

 2)ブロッコリースプラウト(1スポンジ10本)80株を緑砦館1のA水路に移植しました。

 3)マンジェリコンの苗20株を緑砦館1のBレーンに移植しました。

 4)チンゲンサイと小松菜味彩の種を光マイクロバブル水に浸潤させました。

 2.苗の移植・収穫(14日)

 1)三池タカナ 150株を緑砦館1のBレーンに移植しました。 

 3.苗の移植・収穫(15日)

 1)小松菜味彩の苗を緑砦館1のBレーンに203株、緑砦館3のA水路の100株、合計で303株移植しました。

 4.苗の移植・収穫(16日)

 1)小松菜味彩の苗を緑砦館3のC水路とA水路に90株を移植しました。
 
 2)三池タカナの苗を緑砦館1のBレーンに40株を移植しました。

 3)緑砦館2のA水路において長い間放置されていた小ネギが生き残っていたので、これら8株を緑砦館1のBレーンに移植しました。

 これらによって、緑砦館3のC水路は100%の移植済み、A水路は約90%の移植完了となりました。

 大晦日まで残り1週間余となり、アグリ作業が急ピッチで進展しています(つづく)。

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                苗用プランター(緑砦館1)