ある市販野菜(2)

 前記事において、市販されていたサニーレタスに加えてグリーンレタスも一束購入ていました。

 これも同じように、光マイクロバブル水に浸潤させて、その表面や組織のなかに含まれる農薬成分や汚濁成分を抽出させることにしました。

 光マイクロバブル水は、野菜や果物のなかに非常に浸潤しやすく、それによって代わりに組織内の農薬成分を含めた汚物を滲出させやすい性質を有しています。

 この機能を利用して、市販の野菜や果物内の汚物を吐き出させることによって、それらを美味しく、そしてみずみずしく新鮮さを付加させて賞味することが定着しています。

 前記事において、サニーレタスの光マイクロバブル水浸潤と滲出の結果を示しましたが、その結果を見て吃驚しました。

 「ここまで汚れていたのか!もう、このような野菜は摂取できない」

 これが正直な感想でした。

 さて、同じ店で買ったグリーンレタスはどうなのか?

 こう思いながら、丸一日、そのレタスを光マイクロバブル水に浸潤させた後の浸潤液を観察しました。

 まずは、その様子を示しておきましょう。

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光マイクロバブル水に浸潤したグリーンレタスの滲出水

 これも、非常に汚れています。

 先日のサニーレタスの汚れほどではありませんが、それでもかなりというか、相当にひどい汚れであることに間違いはなく、この汚れを付着、そして内包していた野菜を摂取することはできないと思いました。

 野菜を摂取して健康になるはずなのに、逆に、このような汚物を含む野菜を食べて病気になる、このようなことはありうることだと思いました。

 現代の野菜摂取問題は、ここまで安全性が脅かされていることに、深刻な危機感を覚えました。

 野菜が、好きか嫌いかではなく、健康に良いか悪いかではなく、もはやそのような次元ではない極地にまで到達していることを改めて確認しました。

 このような野菜を摂取して、弱い、病気になりやすい、そして大人化できない幼児性が生まれて蔓延る世の中になっているのではないでしょうか。

 この非ロハスを排し、自家製野菜による食生活の大切さを、より深く認識しました(つづく)。