ある市販野菜(1)

 先日の外出の際に、八百屋に立ち寄り、サニーレタスを一束購入しました。

 手ごろな値段でしたので、躊躇なく、それを籠に入れました。

 まだ、自家製野菜が連日収穫できない段階でしたので、この野菜の購入を決めました。

 家に帰ってから、早速、このサニーレタスの一部をカットして、それをボールに入れ、そこに光マイクロバブル水を注ぎました。

 これは、光マイクロバブル水にサニーレタスを浸潤させ、その内部から農薬成分や汚濁成分をかなり抽出させるためでした。

 すでに、このような抽出方法は、さまざまな野菜や果物などにおいて試験されてきたことであり、それに則しての実験でした。

 わざわざ、このような試験を行うのか、これが、かなり重要な問題でした。

光マイクロバブル水浸潤

 その問題の第1は、この浸潤によって、市販野菜の問題が浮き彫りになることでした。

 それは、それがいかに不味くて、安心できないものであるかにかかわることであり、そのことが、この試験によって次のように明らかになりました。

 野菜には、各種の農薬成分が含まれており、そのことが味に強く影響して、野菜本来の味とは異なる「嫌味な味」が含まれています。

 なぜ、農薬成分が含有してるのか、と推察できるかといえば、その野菜を食べ続けると口の中に、本来の野菜とはいえない嫌味や異質の味が広がってくるからであり、それがひどくなると吐き出すようになります。

 口のなかがヒリヒリするようになり、化学的な違和感が募ってしまうからでした。

 この判別は、農薬が散布されていると思われる、虫食いのない、きれいな見栄えの野菜ばかりを食していた時にはよく解らず、ただ、あまり美味しくないと思って、少量しか食べないことで終わっていました。

 ところが、光マイクロバブル水耕栽培によって自家製野菜を摂取するようになってからは、この判別が、より敏感に、リアルにできるようになりました。

 この水耕栽培は、もちろん、無農薬の極低濃度の肥料によるものですので、その味を深く認識することによって、逆に、農薬使用の野菜の不味さがよく知覚できるようになりました。

 その結果、市販の野菜を購入した場合には、光マイクロバブル水に、それを浸潤させて、その農薬成分を抽出しました。

 第2は、このサニーレタスの表面や内部組織が、かなり汚れていたことです。

 おそらく、この汚れは、土壌や水、空気の汚れなどが関係しているのではないかと推測しています。

 見た目は、きれいに見えますが、光マイクロバブル水に浸潤させると、その汚れが組織の内外から流出してきて、こんなに汚れていたのかと思えるほどの濁水が残ります。

 これらの汚れも、上位の味に小さくない影響を与えているはずで、これがさらに美味しくない味に加わっているように思われます。

なかの汚れ

 上記の2つの異物と汚れは、単に水洗いしただけでは洗浄しにくく、それができたとしても、表面でだけに留まるものといえます。

 問題は、内部に含んでいる農薬成分や汚れの成分であり、それを可能な限り抽出できないと美味しくなさが、そのまま残ってしまう恐れがあります。

 スーパーに並ぶ、見た目が美しい、虫食いのない野菜を、私たちは日常的に購入し、それが美味しくなくても、そして栄養価が低くても、野菜はこんなものだと思って摂取することに慣れきっています。

 子供は、舌が敏感ですので、美味しくない野菜を食べようとはしません。

 なのに、親の方は、それを食べさせようとしています。

 本当に食べていただきたいのであれば、無農薬、極低肥料、あるいは無肥料で育てられたおいしい野菜を食べていただくことを考えられたらどうでしょうか。

 幼いころを思い出せば、野菜や果物は本当の美味しく、いくらでも食べることができました。

 しかし、現代人の多くは、その美味しい野菜のことを知らなくなってしまっています。

 最後に、非常にショッキングな写真を示しておきましょう。

 上記の市販のサニーレタスをボールに入れて約1日半、光マイクロバブル水に浸潤させました。

 その後、野菜だけを取り出して、残りの水を瓶に入れてみると、真に驚きました。

 「こんなに汚れたものを食べようとしっていたのか?

 これをたくさん食べ続けると、必ず病気になってしまうのではないか!

 もう市販の野菜を購入することは控えよう」

光マイクロバブルさに-11
光マイクロバブル水に浸潤したサニーレタスの浸潤水

 ここまでひどく汚れていた浸潤水を観たの初めてのことでした。

 真に空恐ろしい出来事でした(つづく)。