マコモダケの収穫

 約3カ月ぶりの投稿です。

 緑砦館1におけるBレーンの最下流にマコモを移植してから数年が経過していますが、この度、本格的なマコモダケが育っていました。

 やや小ぶりでしたが、それが10数本もできていたのを家内が収穫してくれました。

 彼女は、予めネットでマコモダケのことを調査していたらしく、高価で貴重なものとして嬉しそうに、そのマコモダケを見せてくれました。

 じつは、上記のBレーンの水路の最下流において、そのマコモの根が成長しすぎて大きく根を張りすぎて、水路の流れの通水能を低下させてしまい、その結果として水路から水が溢れることになって、これをどう改善しようかと思案していました。

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マコモダケ(緑砦館1Bレーン)

 その結果、真ん中の水路において一番良く成長していたマコモを水路から取り出し、他の水路に移植することにしたのでした。

 そこで、大きく根を張ったマコモを根ごと取り出してしまい、そこで、マコモダケと残っていた緑色の葉をすべて収穫していただいたのでした。

 この収穫を家内はたいそう喜んだようで、マコモダケについては、どう料理しようかと思案していました。

 また、緑の葉は、すべてカットして、それを束ね緑砦館1で吊り下げて乾燥させていました。

 家内によれば、それをお茶にするのだといっていました。

 このお茶については、島根の知人から送付していただいたことがあり、そのお茶の素朴な味を楽しんだことがありましたので、それと味を比べようと思っています。

 さて一昨日、待望のマコモダケの料理が食卓に上ってきました。

 この間、家内はネット上でいろいろと調べたようで、その一番良い料理法はマコモダケの天ぷらだったようでした。

 その最初の天ぷらが出されてきて、「試しに味見してください」といわれました。

 その写真を示しておきましょう。

 見た目はゴボウの天ぷらのようでした。

 興味津々で、その一切れをいただいて、ちょっと吃驚しました。

 ほのかな甘みとここちよい風味がありました。

ーーー これは美味しい!ゴボウの味に似ているが、ゴボウとは違う。芋のような味もするけど、芋ではない。

 いろいろと思いを巡らしてみましたが、結局、それと似た味の食物を見出すことはできませんでした。

ーーー そうか、これがマコモダケの味なのだ!

 その天ぷらを二切れ、三切れといただくうちに、真に美味で、しかも新鮮な味に遭遇したことで再度吃驚しながら、感激していました。

 「これは、相当に旨いね!吃驚だよ!」
 
 家内も同感でした。

 「そうでしょう。私も、この味の良さには驚きました」

 この驚嘆のなかで、その天ぷらの追加がなされてきました。

ーーー そうか! これがマコモダケの味なのだ!
 
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マコモダケの天ぷら
 
 再度、こう思いながら、次の疑問が湧いてきました。

 これは、通常の土において栽培されたマコモダケの味なのか、それとも光マイクロバブル水耕栽培によるマコモダケの味なのか?

 今のところ、これを確かめようがなく、ネット上のマコモダケに関する情報検索によっても、その違いは判明しませんでした。

 この疑問の延長線上の問題において、もう一つの疑問が、さらに湧いてきました。

 おそらく、上記の疑問において後者の場合だとすると、おそらく、光マイクロバブル水耕栽培によるマコモの葉の茶も頗る美味かもしれない。

 これについては、市販されているマコモ茶が手元にあるので、これについては味比べが可能になります。

 近々、その比較に挑戦することにしましょう。

 また、緑砦館1のBレーンにおいては、未だ少しマコモダケができているようなので、これは年末から正月にかけていただくのがよいですね。

 緑砦館におけるマコモダケとマコモ茶、これらを我が家のロハス食生活の一部に加えることにしました(つづく)。