ブーゲンビリア

 10月10日から17日まで、数年ぶりに沖縄旅行に出かけていました。

 沖縄にも秋が訪れており、涼しい風が吹いていました。

 沖縄市美里の親戚宅の前庭に、今は亡き祖母が大切に育てていたブーゲンビリアが移植されていました。

 誰にもやさしく、いつもにこやか、しかし、自ら体験した戦争は絶対嫌だと仰られていました。

 そのブーゲンビリアの若い花弁が赤く染まっていました。

 夕闇が迫るなか、一際鮮やかに観えました。

 祖母偲び ブーゲンビリアの 形見咲く

 祖母が愛して止まなかった沖縄、平和で豊かな沖縄を、これからも大切にしていくことが希求されます(つづく)。

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ブーゲンビリア(沖縄市美里)