子鰯シラス
例によって、お隣のMさんが、大変貴重な、そして素晴らしいものを「お裾分け」として届けてくださいました。
先日は、体長2~3㎝の生シラスでしたが、今度は、それが成長していて、体長は4~6㎝になっていた小鰯(生シラス)を山盛りでいただきました。
これも別府湾で収穫されたようで、この海が豊かな海の幸を維持している証といえます。
この希少品を、早速、家内に料理していただきました。
じつは、この生シラスをいただいた昨日は、家内が忙しかったらしく、その料理が朝食のひとつとして出されてきました。
何といっても、この生シラスの一番の料理法は天ぷらであり、それが朝から出てくるわけですので、これは、かなり厳かな朝食になりそうだと期待が膨らみました。
「これは最高の酒の肴ですね。うま味があって美味しいけど、いつものほろ苦さがないように感じたのだけど・・・」
「そうでしょう。内臓を取り除いて揚げました」
「そうなのか、これだけをいただくのでは、なにか物足りないね!」
こういって、開封していたイタリア産の「キャンティ」という赤ワインをほんの少しだけいただきました(4分の1グラス)。
朝から、希少で高級の料理のシラス天ぷらとワインをいただくことに少し心が弾みました。
やはり、ワインの効果は素晴らしく、一段と美味の生シラス天ぷらをいただくことができました。
さて、この凝鰯の生シラス、通常ではめったに手に入らず、当然のことながら、それをいただくこともできません。
この料理のコツは、それを新鮮なままにいただくことにあり、いわば新鮮度が決め手になります。
天ぷらにおいても、この新鮮度の具合によって味が異なります。
また、生ものですので、そのままいただくよりは、その生臭さを取り除いて天ぷらでいただく、この料理法が一番であるということに、いろいろ試した結果として落ち着いています。
この生シラスは、神奈川の名産物のひとつであり、これを熱いご飯に載せていただいたことがありました。
たしかに、美味しい食べ物でしたが、それこそ目の飛び出るような値段だったことから、もう二度と食べることはないであろうと思っていました。
しかし、国東にきて、Mさんのおかげで、それを時々いただくことができるようになり、その度にお隣のありがたさと別府湾の海の幸の素晴らしさを感じています。
ここまでは、よいのですが、このようにすばらしいものをいただくと、その「お返し」をどうするかで家内とよく相談します。
「前回は、スロベニア産の白ワインを持って行ったけど、今回も同じワインだと芸がなさそうだね」
「そうですよ。もう少し、よさそうなものはないのですか?」
「今度、大山町の特産物を購入するので、そのなかから選ぶようにしようか?」
「それは、いいですね。そうしましょう」
しかし、この生シラスに敵うものはないのではないか、そう思っていますが・・・・
(つづく)。

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