演奏だけの「うた」

 予てから購入して聴いてみたい、このように思っていた「私たちの大切なうた」という題目のCDがありました。

 それは、㈱音楽センターから発行されており、1~4枚までありました。

 その第1枚目は、世界各国の民謡が集められていました。

 それを井上鑑さんが、編曲・音楽監督をなされ、各曲ごとにユニークで優れた演奏がなされていて、非常に聴きやすく感じました。

 このCDの第1曲目が「ダニーボーイ」であり、これがアイルランド民謡であることを初めて知りました。

 この曲をはじめ、庭の千草、ちぃんさぐの花、アリランなど心休まる、なつかしい曲もありました。

ーーー これは、いいや! しばらくの間、これらの曲を聴くことを楽しむことができそうだ。

 こう思いながら、本ブログを執筆する際には、いつも、これらの曲を聴くことが習慣になりました。

ーーー こんなことであれば、もっと早く買っておけばよかった!

 こうして、私は、本ブログの記事を書き続けてきましたが、それは、素敵な音楽鑑賞の時間でもありました。

 私の場合、自分で気にいると、それをしばらくの間聴き続けることを常としています。

 たとえば、ジェットストリーム、ショスタコビッチの交響曲、カラヤン式のラフマニノフピアノ協奏曲2番、ハウザーやパブロカザルスのチェロの演奏などがあります。

 どうやら、さて、何をどう書こうか?と思案している時に、好きな音楽の刺激が右脳において生成され、執筆の用語を創造的に浮かび上がらせているのかもしれませんね。

 この1枚目を気に入りましたので、次の2枚目、3枚目を聴いてみようという気持ちになりました。

 思い出深い曲を、どのようにここちよく、心安らかに聴かせてくださるのか、これを試してみようと思っています(つづく)。
 
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 百日紅(前庭)