ゆうだい21
  
 今年も、地元農家のSさんから、光マイクロバブル栽培の新米が届きました。

 品種は、宇都宮大学によって偶然開発された「ゆうだい21」でした。

 この米の特徴は、粒が大きく、粘りがあって、甘味の深さがある美味しさにあるといわれています。

 さて、新米の味は、どうだったのか?

 その味を試食してみました。

 上記の特徴のなかでは、一番先に感じたことは「甘味の深さ」でした。

 しかし、粘りは、コシヒカリほどはなく、ササニシキ並みのさらりとした食感でした。

 この品種は、各種の品評会において最高に高い評価を受けてきたことで全国各地に広がってきたそうで、そのことがSさんの目にも留まったようでした。

 しかし、今年の異常な暑さのせいもあったようで、収穫量は昨年よりも減ったとのことでした。

 価格は、Sさんの好意もあって30㎏で9000円と格安であり、これを3俵確保することができました。

 昨今の米の値上がりによって、今年の農協における「ひとめぼれ」1俵(30㎏)の価格が9100円になっているそうです。

 ネット上では、この「ゆうだい21」は、10㎏で7200円になっていました。

 これと比較すると、格安そのものでした。

 家内よれば、まだ、昨年の米が残っているそうなので、この新米と昨年米を交互に楽しむことになるでしょう。

 明日は、この新米を「おにぎり」にしていただくことにしましょう。

 冷えた状態で、もう少し粘りが出てもちもちしてくると、さらに美味しくなるでしょう。

 新米の季節となり、これから本格的に、「天高く馬肥ゆる秋」がやってくるのでしょうね(つづく)。

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センニンソウ(裏の森)