アコウ
本格的な夏がやってきたからでしょうか。
久しぶりに、雲一つない夕宵に誘われてカメラを持って近くを散歩に出かけました。
暑さも和らぎ、緑の住宅街のなかで、ここちよい風が吹いてきていました。
本日は、家内が地元のスーパーに行って、新鮮な魚を買ってきてくださいました。
「今日は、アコウがありましたよ!」
「そうですか、久しくいただいていないね。刺身にできますか?」
「できますよ!」
国東にやってきて嬉しかったことのひとつに、この新鮮なアコウを地元のスーパーで安く購入できることがありました。
アコウ
やや小ぶりですが、この値段は非常に格安であり、都会に住む方々には考えられない価格といってよいでしょう。
アコウは高級魚であり、庶民は滅多にスーパーの店頭で観ることができません。
それが、ここ国東では、この高級魚がさりげなく店頭に出ていますので、それを見つけると迷わず、買い物籠に入れることにしています。
家内も、おそらく、そうだったのではないでしょうか。
早速、刺身にしていただきました。
鯛よりも美味しくて柔らかいが、弾力もあってうま味がある、少しの嫌味もない、最高水準の御馳走ということができるでしょう。
「やはり、アコウの刺身は素晴らしいね!」
このアコウをいただく前に、地元産のトマトをいただいていたせいか、その刺身を半分だけいただいて、残りを醤油漬けにしていただき、翌日も美味しくいただくことができました。
このように、新鮮な魚を格安でいただけるのが国東であり、定年後の住所として、ここを選ぶことができたことを、改めて幸いに思いました(つづく)。
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