グリーンピース共生
期待のグリーンピースの収穫が始まりました。
これまでの経過を振り返ってみましょう。
まず、昨年の12月12日に、グリーンピースの種をプランターに播種しました。
それから、わずか2日後に早くも発芽し始め、18日には、その発芽が40本であることを観察しました。
そして4日後の22日には、成長した苗を緑砦館1のBレーンに移植しました。
その場所は、やや下流側で南北方向に横断するように移植していきました。
同時に、同じ横断方向に針金を張り、その苗が上側に成長して、より上部に上っていくように仕向けました。
この成長に添って、針金の数を徐々に増やしていきました。
そして、その数が5段になり、その高さは1mを超えるようになりました。
ここから、その蔓の先端がより上部に伸びようとしたときに、その付近の高温空気塊のせいで、その先端が萎えてしまったことから、それを水平方向により下流側へと導いてやりました。
また、その開花は2月20日であり、白い可愛い花でした。
これによって実が生る準備が始まり、数日後には実がなり始めました。
そして、3月16日にめでたく最初の収穫を行なうことができました。
生グリーンピース
折しも、長崎から親戚の方が来られていましたので、こう尋ねました。
「ハウスに、グリーンピースの実が生っていますので、召し上がりますか?
グリーンピースを生のままで食べたことはないでしょう。
非常に美味しいので吃驚されますよ!」
「生のグリーンピースは食べたことがありません」
かれは、私以上に大変なグルメですので、この提案にすぐに乗っかってきました。
「これから、ハウスで獲ってきます。少し待っていてください」
我が家のリビングからは、歩いて数歩のところに緑砦館1がありますので、そこから、もぎたてのグリーンピースを10数個千切ってきました。
「この味は初めてでしょうから、きっと驚かれるでしょう」
じつは、その2日前に、このグリーンピースの実を試食していたので、その味を確かめていました。
さて、このグルメさんの反応は、どうだったでしょうか?
「甘い、生のグリーンピースがこんなに甘いとは知らなかった!」
そうです。
光マイクロバブル育ちのグリーンピースの特徴は、嫌味の無い甘さにあったのです。
かれは、あまりにもうれしそうに召し上がっていましたので、さらに追加のグリーンピースを提供しました。
二人して、その驚きのグリーンピースを食べ終わったころに、今度は相棒がやってきて、かれにグリーンピースを食べますかと尋ねると「ぜひとも!」という返事がありましたので、私は、再び緑砦館1へ向かいました。
今度は、かれと家内の分を収穫してきました。
同様に、この甘いグリーンピースに驚嘆し、その生のすばらしさを称えていました。
「グリーンピースは、生で食べるのが一番よいですね」
グリーンピースといえば、わが家の定番は「豆ごはん」であり、毎年、この季節になると、美味しくいただいておりますが、今年は、そこまで行かずに、この生のままで賞味することで終わってしまいそうです。
また、豆が大きくならないうちは、サヤエンドウを湯がいて食べてきましたが、今年は、なかの豆は生でいただき、その「さや」の部分は、鍋に入れていただくのがよさそうです。
まだ、緑砦館1のBレーンにおいては、その花が咲き続け、そしてサヤエンドウへと成長していっていますので、しばらくすると、再び、この生グリーンピースをゆかいにいただくとができるようになるでしょう。
この親戚は、私が若いころから付き合ってきた方であり、私が大学4年の卒業の際には、小学生の彼と一緒に卒業式に出たほどの仲でした。
この時、大学の先生方は、かれを同伴したことを珍しそうに眺めておられました。
そのかれが来るたびに、もてなしは国東の海の幸であり、今回はコウイカと金時鯛があり、共に舌鼓を打つことができました。
その古き友人を喜ばせた生グリーンピース、この飛び切り甘い格別の味は、その「試食者たちに、
「素晴らしき哉、生グリーンピース共生!」
を深く印象付けたようでした(つづく)。
グリーンピース(緑砦館1のBレーンより収穫)
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