朝から中津へ

 本日は、温かい一日でした。

 春が、一歩一歩と近づいてきていますね。

 朝、7時55分に出て、8時過ぎに杵築駅に到着、そこから8時33分発の特急フェニックスに乗って9時4分に中津駅に到着、そこから川嶌クリニックにいって、新しい義足の件で打ち合わせを行いました。

 年々、足が小さくなってきていますので、新たなバージョンのものに更新することにしました。

 それが終わって、昼食は、いつもの駅前の割烹「丸清」へ、すでに13時を過ぎていましたので、目当ての「お任せ定食」はなく、仕方なく「昼定食(800円)」を注文しました。

 これには、刺身、天ぷら、煮もの、味噌汁、ごはんに加えて茶わん蒸しもあり、私どものとっては、「お任せ」に次ぐ人気のメニューです。

 とくに、新鮮な刺身と茄子の天ぷらが美味しく、それから味噌汁も懐かしい味で、昼ごはんとしては、なかなかのものです。

 帰りは、中津駅前から、大分交通の大分空港行きバスのノー13時55分発のスライナー号に乗り込みます。

 「少し時間に余裕があるので、コーヒーを買ってこようか?」

 こういって、家内の分まで、中津駅舎内にあるコンビニでモカを2カップ買いに行きました。

 ここから大分空港まで1時間50分、少々長い搭乗時間となります。

 このライナー号は、中津、宇佐、豊後高田を経て、国東半島を南下していきます。

 豊後高田の市街地を抜けると、その国東半島縦断が開始され、森のなかを通過していきます。

 途中、一山を越えると稲作の平地が現れ、ここを通過すると再び、国東の森の中に突入していきます。

 この車窓からの森の景色が素晴らしく、本日は、そこに春の景色らしき広葉樹の変化を感じることができました。
 
 バスに因んだ歌といえば、山本コータローの「岬めぐり」がありますが、この場合は、国東半島の「森めぐり」といってよく、「窓の広がる青い森よ」とでも口遊みたくなる春の森の光景がバスの進行とともに続いていました。

 その最後は、太田支所(杵築市)のバス停を過ぎたところから、ずっと下りで、その両側には、両側の森に囲まれた狭い水田地帯があり、そこをバスが通過していきました。

 そして、私の棲んでいる向陽台のなかを通過して、終着駅の大分空港に到着しました。

 「今日は、空港の前にある里の駅『むさし』によって、ミカンでも買って帰ろうか!」

 家内と一緒に、里の駅「むさし」に立ち寄ると、ミカンの「はるみ」が出ていました。

 これは美味しい品種なので、すぐに二袋を籠にしれました(一つは、孫のユッツ用)。

 さらに、店舗の奥に進むと、目当てのクレソンがありました。

 すでに、緑砦館1においては、262株のクレソンが育ってきていますが、これに加えての栽培もよいかなと思って、その5袋を籠のなかに入れましたら。

 そしたら、棚の向こう側にいた家内が、

 「こちらにもクレソンがありますよ」

といって、それを掲げて見せてくれました。

 「それは大きな苗だね。こちらの方が小さい苗だから、一袋にたくさん入っているよ。こちらにしよう!」

 後で数えてみると一袋に30本以上入っていました。

 5袋で合計150本の苗を得たことになります(正確な本数は145本でした)。

 さて、これらをどこに移植したらよいか、そのことを考えながら、ひとまず、緑砦館1のAレーンの上流端において水中に置いた籠のなかにどさっと入れておきました。

 また、その茎から根が早く出てくるように、光マイクロバブルの発生を連続で行うことにしました。

 ここでクレソンを元気にさせて、移植場所を確保して、再移植するという作戦です。

 明日からは、その場所探しをすることにしましょう。

 これで、今年のクレソン移植は、412本というかなりの多数になりました(正確には404本でした)。

 中津からの帰路の最後は、このクレソンを得て、なんとなく心が弾んでいました(つづく)。

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クレソン(緑砦館1Aレーン)