オアシス緑砦館1(1)
 
 朝夕の冷え込みによって夏野菜の成長が止まってしまいました。

 これは、いわゆる低温障害が発生してきたからであり、この障害が発生する気温が10℃といわれています。

 只今、夜22時の外気温は6℃であり、露地の植物たちは寒さに凍えていることでしょう。

 しかし、緑砦館1は、厚さ15㎜のポリカーボネート製の断熱性のよいハウスですので、昼間の気温は37℃にもなり、それが夜になるに従って低温化するものの外気温と比較するかなりの温かさを維持できています。

 ヒトの私が、ここに入って、ここちよい温かさと花粉が飛んでいない清浄な空気の空間が形成されており、「これはオアシスだ!」と毎年のように思いながら、ここでのアグリ作業に勤しんでいます。

 本日は、朝から昼下がりまで机について文書書きをしていましたので、それを、ある程度まで進めてから、ようやく16時過ぎに、そのオアシスに入ることができました。

 まずは、昨日の作業の続きで、緑砦館1の北西の隅に組み立てかけていた足場用鉄管の棚の骨組みを矯正しました。

 それが済んで、棚用のポリカーボネート製の板を切断し、それらを一段目の棚として敷き詰め、固定しました。

 これでようやく棚らしくなり、ここに、緑砦館1内に置かれている資材や工具等を整理して仕舞うことができるようになるでしょう。

 さらに、緑砦館1のAレーン上に置いていた、それらの資材を片付け、そこを掃除機で清掃しました。

 明日からは、このA上のものを整理し、その5つの水路(各8m)の清掃を開始する予定です。

 現在は、このAレーンの上流端の上板の上に6つのプランターが置かれていますので、これをBレーンの上流側に移設することによって、Aレーンの整理と清掃を行う必要があります。

 今の予定では、このAレーンの稼働開始を今月中旬までに達成したいと思っています。

 このようにふしぎなことに、このオアシスのなかだと、ここちよくアグリ作業を進めることができます。

 真に、ありがたいことですね。

緑砦館2021-11
緑砦館1~3設置図

 本日のアグリ作業

 1.緑砦館1のBレーン

 1)緑砦館2のC水路に移植されていたミニトマトの通称「金」の苗をすべて緑砦館1のBレーンに移植しました。
 明日は、緑砦館2のB水路のミニトマト通称「銀」苗のすべてを同じくBレーンに移植する予定です。

 2)昨日、MOネギ1㎏が到着しましたので、その大半を緑砦館Bレーンに移植しました。
移植数は376本でした。
 今朝それらを観察、いずれも、すっと立っていて濃い緑を呈していました。まるで、MOネギの林ができているようでした。

 3)緑砦館1のBレーンに、イチゴの苗35株を移植しました。じつは、イチゴが裏庭にたくさん生えていて、それらを約10株採取して緑砦館2のC水路に移植していました。
 そのうちの一株をBレーンに再移植したところ、すぐに新たな若葉が出てきて、緑砦館1の環境を気に入ったことが判明し、家内に頼んで、裏庭のイチゴの苗を採取してきていただきました。
 イチゴはだいぶ前に育てたことがありますが、それ以来の久しぶりの栽培になります。
  
 3.緑砦館1のA水路への移植

 ここへの移植が進んでいます。プランターで育てていたレタスの苗15株を移植しました。また、ミニトマトの苗「金」3株を移植しました。
 また、先に移植したサニーレタスが収穫サイズになってきましたので、今月中旬には、その収穫ができるようになるでしょう。

 すでに、自家製野菜としては、緑砦館2の菜っ葉と小ネギの収穫が始まっており、これにサニーレタスが続くことになりそうで、いよいよ、「自家製ロハスの生活」へと突入できそうですね

 これが、連日のアグリ作業の終着駅です(つづく)。

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           写真:サニーレタス(緑砦館1-A)