初めてのサマーフェスティバル(5)

 15日のサマフェスのハイライトは、夕食後のケーキカットと孫たちの演技でした。

 近くの日出町に、ケーキ名店の「パニエ」があり、ここで次の3つを注文しました。

 1)生チョコ 孫たちの「宝さがし」用

 2)チーズブッセ 各家族へのプレゼント

 3)大型フルーツケーキ 誕生日用

 1)と2)は宝探しの際と、それが終わった時点において、遠いところから来ていただいた「お礼」として贈りました。

誕生日ケーキ

 3)については、相棒の結婚式用にと四角の大型ケーキが好評だったので、それを注文したところ、今は、丸型しか作っていないといわれ、同じ予算で直径30㎝の丸形ケーキを2つ作ってくださることになりました。

 この大型注文を受けてパニエのみなさんも張り切ってフルーツをたくさん載せたケーキを作ってくださいました。

 その2つが並べられると、みながそのケーキに圧倒されてしまい、大騒ぎになりました。

 最初は、みんなで2つとも食べようといっていた家族もいましたが、実際のこのケーキを見て、それが困難であることがすぐに解ったようでした。

 さて、そのケーキカットの前にして、あるアイデアがひらめきました。

 それは孫たちに、小さい順に、このケーキをつまんででいいよ、と提案すると、これが大うけで、そのご当人たちが大喜びしました。

 「さあ、みんな手を洗って!」

といわれ、一斉にみんな手を洗いに向かいました。

 最初は、ユッツから、うれしそうに破顔しながら、真ん中の大きなイチゴをつまみました。

 みんなから「食べろ、食べて!」といわれ、それを口に放り込み、美味しそうに食べていました。

 次のGAKUは手前のシャシンマスカット、続いてMIONもシャインマスカット、またRIRIはイチゴ、最後のチベはシャインマスカットを、共に嬉しそうにいただいていました。

ke-1
誕生日ケーキ
 
kr-2
ニンマリのRIRI

 いつもよりは、小分けしても、かなりのボリュームになりましたのでケーキ好きは一人で、大人たちは複数で、このケーキに挑んでいたようでした。

踊りと歌
 
 最初は、ユッツによる「かげおどり」、アップテンポで手足を上げて踊るユッツを手本にしてみんなが一斉に踊り始め、大盛り上がりでした。

 続いてGAKUが、側転を披露、連続では数回しかできなかったのが、その新記録をめざしてがんばり始め、なんと連続76回を遂げ、しかも、回を重ねるごとに足が真っ直ぐ伸び始め、きれいにな側転になっていたのですから、二度吃驚しました。

 次は、新体操を習っているMIONがきれいで優雅な踊りを披露してくれました。

 軽々と、そして華麗に前転、側転、後転を繰り返し、みごとな踊りを見せてくれました。

 私が驚いたのは、これらを何度も行っても、少しも息を乱さず、平然と踊り続けたことでした。

 将来は、優れた新体操の選手になっていくことでしょう。

 次に、4人で虹という歌を唄ってくれました。

 その時、大きな虹が描かれ、そこにみなさんの心を籠った寄せ書きが添えられた内輪が振られていました。

  最後は、家内が「ハルトラノオ」を長女のYUNAの伴奏で唄い、そこに出てくる植物を、RIRIが描いたスケッチを1枚、1枚をめくって見せるという合作が披露されました。

 非常に心温まるシーンでした。

 さすが、素晴らしい孫たちの活躍ぶり、何度も心が洗練され、励まされました(つづく)。