未来は青年のもの (2)
大谷翔平は、タイガーズ戦のダブルヘッダー第一戦に繰り上げ登板して、被安打1で初の完封試合をやってのけました。
そして、40分後の第二戦においては、第37号と38号のホームランをかっ飛ばしました。
そして今日のブルージェイズの初戦においては、第1打席の初球をライトスタンドに第39号を弾丸ライナーで突き刺しました。
まさに、メディアにおいて賑わしている用語を使えば、超人としての大活躍です。
かつて、サイヤング賞を3回取ったボストンレッドソックスのペデロ・マルチネスは、その大谷の超人的体力に驚愕しています。
かれによれば、試合で投げた翌日は、肩が上がらないほどに疲れ、一日中何もできなかったそうです。
そして、二日目、三日目と疲労を回復し、なか四日で五日目に投げるという調整を行っていました。
ところが、大谷の場合は、先発で投げた翌日に、今度は打者として出場し、ホームランやヒットを普通に打ち続けているのです。
これを普通に熟してしまう大谷を観て、アメリカ国民は、異次元の生物、ユニコーンなどと呼び始めています。
この超人的体力と気力に、プロの選手たちさえも腰を抜かすほどの驚嘆を発しているのです。
大谷翔平論(2)
このユニコーン大谷の最大の特徴は、今尚、進化を遂げていることにあります。
昨年と比較すると一回り大きくなり、打撃や投球のフォームも安定しています。
かつて、かれの練習の様子をテレビで拝見したことがありましたが、かれは150㎏のバーベルを持ち上げて練習していました。
まさに超人としての練習風景でした。
おそらく、このような練習をしていた選手は、ほかにいないのではないでしょうか。
73本というメジャーホームラン記録保持者のバリー・ボンズ選手は、大谷の活躍ぶりについて、こういっていました。
「昨年のジャッジのホームラン記録を抜くどころか、かれの場合は、私の記録を軽く超えて100本でも可能ではないか。ぜひ、それを実現してほしい」
このボンズの記録を調べてみました。
この73本は、2001年の記録であり、かれが37歳の時でした。
おもしろいな思ったのは、他の年においては、最高でも40本台のホームラン数だったことでした。
おそらく、2001年は、さまざまな環境と要素が、かれのホームラン数を加速させていった「重要な何か」があったのだと推測されます。
また、その達成年齢が、大谷よりも7歳上の時ですから、大谷には、これから10年近くのチャンスがあると思われたことでした。
ぜひとも、ベーブ・ルースの再来といわれるだけでなく、バリー・ボンズをも越えていく選手へと成長していってほしいですね。
とくに、このボンズが記録した500ホームラン、500盗塁という大記録にも挑戦していただきたいですね。
大谷の独創的長所
私は、大谷選手の最大の特徴は、野球に対する探究心にあるのではないか、という仮説を有しています。
その探究心が、かれの野球道の心に火を点けているのではないか、ここにかれのすばらしさと凄さがあるのではないか、こう思っています。
次回は、この探究心について分け入っていくことにしましょう(つづく)。

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