トマトの苗(2)

 先日、Kさんからいただいたミニトマト(フルチカという品種だそうでした)の苗の移植後が気になっていましたので、本日、夜になってからですが、その定植状況を観察しました。

 この苗には、次の2種類がありました。

 1)しっかり、白い新たな根が出ていたもの

 2)その苗の一茎を切断して、葉をかなり落として苗としたもの

 合計の苗の数は70本を超えていて、それぞれについては、1)が4割、2)が6割の数でした。

 今のところ、1)の方は、ほぼすべてが定着したようですので、明日は、その苗の固定を行う予定です。

 2)の方は、未だ萎えてかれてはいませんので、そのうちの何割かは定着に向かうかもしれませんが、それが可能になるのは新たな根が生えるかどうかにかかっていますので、明日は、それも確認することにしましょう。

 この移植場所は、緑砦館1のAレーンの最下流ですが、ここでは先日までクレソンが繁茂していました。

 それをすべて収穫し、水路を清掃した後に、これらの苗を移植しました。

 ここで様子を観察しながら、緑砦館2と3に順次移植していくことにしています。

 これらの場所では、昨年、ミニトマトと中玉トマトが大豊作でしたので、今年も、それを期待しています。

 また、緑砦館1のAレーンの上流では、ミニトマトのアイコがどんどん成長していて、たくさんの立派な花が咲いています。

 しばらく、その茎の先端を剪定していなかったことから、その先端が、とうとう天井にまで達し、私の手の届かないところまで延びてしまったので、これは、もう仕方がない、伸びるところまで好きに伸ばしてやろうと思っています。

 プロのトマト栽培農家は、決してこのように野放図なことはしませんが、私は素人なので、わずかトマトの一本の木については、その成長に任せてみることにしました。

 しかし、このアイコは、非常に美味しく、先日は、約20個余りを孫のユッツが瞬く間に平らげてしまいました。

 甘味とうま味が最高水準に達した熟成アイコの結実が、これからも進んでいきますので、ユッツと一緒に舌鼓を打つことにしましょう。

 もう一つは、MOネギの収穫を行った際に、その素晴らしいネギを観て、はっと気づいたことがありました。

 「そうか、これはおもしろそうだ。これをもっと工夫すれば、誰も知らないMOネギを創生することができるかもしれない」

 こうひらめいて、俄然うれしくなりました。

 早速、本日のアグリ作業を行うにあたっての会議の席で、それを報告しました。

 みんな楽しく、その報告を聞いておられました。

 アグリ作業(4月30日)

 1.Bレーン上流端における苗の小分け

 先日、このレーンに移植した大葉、サニレタスなどの苗を小分けにして、再移植を行いました。

 いずれも順調に育ってきていましたので、これからより成長を遂げていくでしょう。

 2.MOネギの収穫と再移植

 緑砦館1のBレーンで栽培しているMOネギの収穫を行いました。収穫数は約20本でした。

 また、ここに植わっていたMOネギを引き抜いて、1孔に二本の割合で再移植しました。

 その再移植数は、50~60本前後はあったでしょう。

 3.Aレーン下流端の野菜の収穫

 緑砦館1のAレーンの下流側から、収穫を開始し、そこに植わっていた野菜を順次収穫しています。

 その収穫エリアは、Aレーンの半分程度にまで達しています。

 ここの野菜群の整理をしながら、残り半分の収穫を順次、行っていく予定です。

 先日は、一度にたくさんの野菜を収穫してしまったので、その後処理が大変でしたので、少量ずつ、毎日収穫していくようにしました。

 明日は、午後からのアグリタイムにおいて、ここちよい汗を流すことにしましょう(つづく)。

20230430-1A
緑砦館1Aレーン