ホゴ
一昨日、相棒が国東市武蔵町にあるスーパーエースに立ち寄って、新鮮なホゴを買ってきてくれました．
この魚は、国東沖でよく獲れる高級魚であり、その刺身は抜群であり、鯛よりも美味です。
正式名はカサゴ、九州の福岡ではアラカブともいわれていて、よく鍋に入れて食される高級魚として珍重されています。
また、唐揚げや煮物も人気で、これらがあれば、その食卓は一気に上質化します。
しかし、新鮮なホゴの刺身は、あまり知られておらず、私も国東に来て知人から勧められて、その美味しさを初めて知りました。
その新鮮なホゴが、特売されていました。
なんと体長20～25㎝の立派なサイズが、３パック1000円で売られていました。
その写真を示しましょう。
ホゴ
朝獲れた新鮮なホゴであり、よく太っていますので、福岡の市場では、この価格の4～5倍はするでしょう。
国東の魚の価格については、詳しく研究してきましたので、ここ価格の半分が、国東安岐港の競りにおいて、競り落とされた価格になります。
これが、大分市や別府市まで運ばれると、この値段の３倍前後になりますので、福岡まで行くと上記のような価格で店頭に並ぶのではないかと思われます。
さて、その刺身の味は、真に美味でした。
肉質は非常に柔らかく、噛むほどに、うま味を感じて、思わず舌鼓を打ちました。
鯛よりもヒラメはより柔らかく、そしてホゴは、さらにヒラメよりも柔らかく、上品なうま味があります。
この高級魚の刺身を半グラスの白ワインでいただきましたが、そのホゴの上質のうま味が、さらに白ワインの美味しさを引き出していました。
こうなると、ちょっとした高級レストランの昼食の風情に近くなりますが、それが我が家で味わえるのですから、こんな良いことはありません。
また、夕食には、このホゴの粗で出汁をとった味噌汁を美味しくいただきました。
これも高級割烹の味でした。
今回も、国東のホゴの幸に、深く感謝いたしました。
真に、ゆかいな味でした（つづく）。
コメント