朗 報
先日、I市のOさんからKさんに関する朗報が届きました。
もともと、OさんとKさんの関係は、お住まいが近いところにあって、ある日、Kさんが、Oさんの会社の前を通り過ぎようとしていて、Oさんに呼び止められたそうです。
Kさんは、それまで勤めておられた医療器具の会社を脱サラされて、親父さんの後を継いで農業を行おうと一大決心をなされたそうです。
そこで、かれが選んだのがIメックというミニトマトの栽培手法でした。
それに日夜頑張って取り組んでいるという話が、そのお二人の世間話のなかに出てきて、そうであれば、私の光マイクロバブル技術のことを知らないか(Oさんは、「ナノバブル」という用語が好きで、光マイクロバブルのことをそう呼んでいます)、と尋ねられたそうです。
もちろんKさんは、それを知る由もなく、そこから、お二人の光マイクロバブルならぬ「ナノバブル」の論議に花が咲いていったのでした。
Oさんは、非常に話上津な方ですので、たちまち、Kさんは目の前が明るくなっていったそうです。
丁度、苦心して、なんとかよい品質のミニトマトを増産したいと思っておられましたので、その話に、待ってましたとばかりに飛びついたのでした。
そこで、Oさんの紹介でKさんからの連絡や問い合わせが来るようになり、第一次の光マイクロバブル発生装置の配備がなされるようになりました。
ここで、その配備がなされた直後から、吃驚仰天するような結果が出始めました。
周知のように、トマトは夏の果物ですので、環境の温度が低い時には、あまり成長がよくありません。
ところが、光マイクロバブル装置の導入後の1か月間(3月中旬から4月中旬において)を前年比で比較すると、やく5倍の生産量の違いが明らかになったのです。
これには、かれも吃驚されたそうで、すぐに第二次の光マイクロバブル装置の配備がなされました。
このKさんの特徴は、栽培技術の向上に熱心なことにあり、それからというものは度々、こっちらに来られて討議をするようになりました。
このKさんの特徴は、栽培技術の向上に熱心なことにあり、それからというものは度々、こっちらに来られて討議をするようになりました。
I市からは車で7時間の距離にありますが、それを難儀とせずにOさんと一緒に、こちらにやって来られるのです。
まだ、7割の伸びしろがありますよ
先日も、Kさんから事前にいただいた質問の回答をしながら、かなり突っ込んだ討議を行ったのですが、それが済んで、私は、このように結びました。
「Kさん、光マイクロバブル技術という視点から観ると、これまでの段階は、10段階の3のところに位置しているようにおもわれます。
すなわち、まだ、伸びしろが7ほどあるということです。
これをどこまで伸ばしていくのかについて、共に知恵を絞っていきましょう」
こういわれ、Kさんも、Oさんも喜ばれていました。
そして、その直後に、第三次の光マイクロバブル発生装置の配備がなされました。
また、先日は、MOネギハウスの見学もなされ、この実態にも相当な刺激を受けられていたそうです。
ここから、意外な方向に展開していくのですが、これについては、公開できるようになった暁に紹介することにしましょう。
こんなこともあって、Kさんの挑戦をOさんと共に支援することになりましたので、残りの7割の伸びしろを確保することは、私自身の課題としても浮かび上がってきたものでした。
こんなこともあって、Kさんの挑戦をOさんと共に支援することになりましたので、残りの7割の伸びしろを確保することは、私自身の課題としても浮かび上がってきたものでした。
さて、これからどうするのか、その意見交換をメイルでやり取りしていました。
そんな折に、Oさんから、次の朗報が届けられたのでした。
銅賞(第三位)の快挙
それは、全国野菜ソムリエ協会主催の「全国ミニトマト日本選手権」において第三位の銅賞に輝いたことでした。
この選手権においては、全国から選ばれた171品目のミニトマトの応募があったそうで、そのなかから、銅賞に選ばれたとのことでした。
たしかに、全国で3番目に位置するほどに美味しいトマトですが、上には上があり、これらを追い抜くには、いまだ洗練御余地ありということではないか、このようなことをOさんと一緒に語り合ったのでした。
これで、Kさんの立ち位置が明確になり、そして、これからの新たな目標設定が可能になったのではないでしょうか。
いよいよ、おもしろくなってきましたね(つづく)。
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