昨夜はたっぷりと光マイクロバブル入浴

 昨日は、非常に寒くなってきたので(外気温は3℃)、いつもよりも早い20時に光マイクロバブル入浴を行いました。

 前記事において、光マイクロバブル入浴、足浴の効用問題について解説するという予告をしていましたので、そのことも考慮しながら、その入浴論を紐解いていきましょう。

ーーー 今日は、いつもより2時間以上早い入浴なので、たっぷり、光マイクロバブル入浴を楽しもう!

 こうおもいながら、その入浴を楽しむために、葉室麟作の羽根藩シリーズの『秋霜』を持ち込みました。

 最近、光マイクロバブル風呂において、このシリーズを読むことが殊更楽しくなってきて、それが入浴に誘われる動機のひとつにもなっています。

 この著作は、葉室麟の羽根藩シリーズである、『蜩ノ記』、『潮鳴り』、『春雷』に次ぐものであり、とくに、それが、その『春雷』の続編として、同じ人物が登場していることから、余計におもしろい展開になっています。

 かれとしては、デビュー作の『乾山晩愁』から12年目、亡くなられる1年前の作品であり、これは、120万部売上という一大ベストセラーになりました。

 さて、この読みかけの本を持ち込んだので、早速、ここちよい光マイクロバブル湯に浸かって、心躍らせながら文字を追い始めました。

           10分で入浴読書が中断

 しかし、その楽しい読書タイムも、約10分を過ぎたところで中断してしまいました。

 光マイクロバブル湯の「ここちよさ」が進んで「まどろみ」状態へと移行してきたからでした。

 こうなると、その読書を続けることができなくなります。

 これに抵抗して読み進めようとしても、欠伸ばかりが、それこそ30秒おきに出てきて、そのまどろみが眠気をより一層誘起させるようになります。

ーーー 眠い、無駄な抵抗は止めた方がよい!

 こうおもって、最近は、このまどろみがやってくると、それに身を任すことにしています。

 このまどろみは、第二次の「ここちよさ」でもありますので、そのまま身体を首のところまで浸けて、お湯の中に没した肩の上に、光マイクロバブル発生装置を置いて、肩凝りのマッサージを行います。

 なにせ、私の肩凝りは、石のように硬いという母親譲りのものですので、ここにしばらくの間光マイクロバブルの近接噴射を行うと、さらに、ここちよさが増してきて、この気持ちよさとともに、うとうとと軽い眠りに入っていくことができるのです。

 もちろん、その石のように硬い肩コリが、かなり改善します。

 おそらく、10分、20分という、短時間のここちよい眠りではないかとおもわれますが、この眠りから覚めると頭がすっきりして、爽やかな気分になることができます。

 しかし、ここで窓を閉めたままにすると、暖気のここちよさが再び襲ってきますので、ここで窓を開けて、外からの冷気をいれてやります。

 この状態は、丁度、露天風呂に入った時と同じになります。

 頭は、冷気で冷やし、身体は温かい温泉水に浸す、ここに光マイクロバブルが発生しておれば、1時間、2時間と、その温泉の「ここちよさ」を楽しむことができます。

 因みに、室内のマクロバブル(大きな気泡)によるジャグジー風呂においては、同じ温泉水において、みなさんが浸かる時間は4~5分であり(私も同じ時間であった)、それ以上は違和感を覚えて出てしまいます(多くの温泉者の場合がそうであった)。

 光マイクロバブル温泉浴の1~2時間浸潤とマクロバブル浴の4~5分、これは小さくない時間差でした。

 これを決め分けたのが、「ここちよさ」の有無だったのです。

 当然のことながら、ヒトは、この「ここちよさ」を好み、求めるのです。

             読書の再開

 ここからが、本格的な読書モードに分け入っていきます。

 窓から入ってくる冷気が、頭を冷やし、身体は光マイクロバブル湯で温められる、この理想的といってもよい状態のなかで、好きな読書に親しむ、葉室麟さんが存命であったならば、このような読書法をさぞかし喜ばれたことでしょう。

 この読書のなかで、より興味深いことが起こりますが、それについては、次回においてより詳しく紹介することにしましょう(つづく)。

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ミモザ(前庭)