足の「むくみ」

 足の親指の先を爪切りで誤って切ってしまい、しばらくの間、そこを風呂のお湯のなかに浸潤させないままの入浴が続きました。

 同時に、足の運動や足首以下の部分の運動もできないままでしたので、しだいに足の状態が悪化し、むくむようになりました。

 何とか改善したい、とはおもうものの、足を揉む、あるいは揉んでもらう、という処方ではなかなか改善に向かいませんでした。

 「どうしようか?」

 そうおもい悩みながらも、有効策を見いだせないままに約2週間が過ぎていました。

 この間、最初は、足首までナイロン袋に包んでサランラップで防水し、さらには、浴槽から足の膝下を出したままの入浴を続けていました。

 そして、傷の治りを徐々に確かめながら、ナイロン袋を取り除いた状態にしての足だし入浴、続いて、足首より下を出した入浴、さらには、足指だけを出した状態へと変化させ、光マイクロバブル湯への浸潤部分を増やしていきました。

 そしたら、どうでしょう!

 徐々に足のむくみが改善していったではありませんか。

ーーー やはり、そうか。手で揉むよりは、はるかに光マイクロバブル入浴の方が有効なのだ!

 またしても、光マイクロバブル入浴の作用効果のすばらしさを知ることになりました。

 同時に、足先を空中に出したままで、足の脹脛(ふくらはぎ)、踵(かかと)の硬い部分のすぐ上の部分(ここを揉むとかなりの痛みを感じる)、それから、足ツボの雄泉とそこから「J」の字を描いて足裏の内側に向かうラインのマッサージも念入りに行いました。

 これらは、その神経が足先にまでつながっているようで、ビンビンと、そのマッサージ刺激が伝わってきていました。

ーーー おそらく、もう大丈夫であろう。傷口は完全に塞がっているようだ!

 そうおもって、3週間が経過したところで、足先から風呂に入りました。

ーーー 何と楽なことか!

 その足の先まで含めて光マイクロバブル湯の「ここちよさ」を感じ、私にとっては恒例の入浴読書を楽しみました。

 森村誠一『老いの意味』、『老いの正体』、葉室麟『天の光』などを拝読し、よりゆかいな気分に浸っています。  

 この正常な光マイクロバブル入浴を数日間実施することで、私の足の「むくみ」が完全に解消されました。

 すっきりとした、痩せた足に生っています。

 同時に、寝る前に、足の体操も毎日行うようになりました。

 足首を右回りと左回りで各40回、足指の前後屈伸を40回、最後は、仰向けになって足を屈伸させる運動を100回行います。

 これを終えてすぐに就寝するのですが、そうすると身体中の血液の循環がよくなって、血の巡りが進行していることを知覚できるようになりました。

 このここちよい運動と疲れが、私の睡魔を誘い出しているようで、この日課を気に入っています。

 いつもは、これらの就寝前の小運動の前に、光マイクロバブル入浴の最中に、左右両足の運動を行うのですが、今は、朝先の傷のことが心配で、ゆっくり浸かることだけにしていました。

 それでも昨日は、風呂の中で足先の具合を確かめながら、少し軽く体重をかけながら足の屈伸運動をしたところ、何も問題はなさそうでしたので、本日からは、いつもの屈伸100~150回をここ見ようかとおもっています。

 どうも、私の場合は、入浴以外の時よりも、入浴中の運動の方がよく合っているようなのです。

 まず、静かに入浴して、光マイクロバブルのここちよさを存分に感じ、身体全体の血の巡りをよくしてから足の運動を気持ちよく行う、これが、私の光マイクロバブル入浴習慣として定着しているようです。

 今日も、読みかけの小説を持って、光マイクロバブル入浴を、ゆかいに楽しむことにしましょう(つづく)。

20220918-1
 楠木(中津北高校前庭で)