地元の農家Sさんから電話がかかってきました。
「新米ができましたので、いかがですか?」
未だ、手元に10俵(1俵30㎏)ほど残っているそうでしたので、そのすべてを買い取ることにしました。
品種は「ゆめづくし」だそうで、1俵7000円(10㎏で2300円)という格安でした。
最近は、このSさんの米の評判がよく、私のところまで回ってきませんでしたが、今年は危ういところで声をかけてくださり、助かりました。
とはいっても、昨年はSさんのお兄さんから購入した10俵の米が未だに余って食べきれていませんでしたが、やはり、新米の魅力には勝てませんでした。
徐々に、米を食べることが少なくなってきていましたので、今年も購入を依頼されたらどうしようかと考えていました。
しかし、Sさんが作った米は格別においしいので、その電話での依頼があったときには、少しも迷わず、残りの10俵をすぐに購入したいと返事したのでした。
もちろん、Sさんは大喜びで、どうやら、今年も光マイクロバブルを用いて米作りをなさったそうで、400㎏(13.3俵分)も増収になったそうです。
これは驚きです。
Sさん、よかったですね。
早速、その日の夕食から新米を味見することにしました。
「これはおしいね。もちもち感があり、ほのかな甘さもあり、旨い!」
この旨さだと、毎日、この新米をいただく楽しみが出てきそうでした。
そして次の日は、孫のユッツの誕生会があり、ここでは沖縄から送られてきた牛肉を炭火で焼いて、その新米のご飯の上に載せて食べる、いわゆる「ステーキご飯」に与りました。
そのステーキは2枚で丁度良く、ご飯をお代わりして、二杯のドンブリをいただき、大いに満足しました。
孫のユッツもおいしそうに食べていました。
3日目は、この新米のお粥、これが非常に気に入りました。
現在は、歯の治療中で仮歯ですので、硬いものを食べることができていません。
したがって、お粥をと昔風に漬けた梅干しを一緒にいただくことが多く、その味についても拘りがあります。
白粥に梅干し、卵お粥、塩お粥など、家内がいろいろなお粥を作ってくださるので飽きることはありません。
しかし、この新米お粥は、無条件においしく、そのままでも新米の旨さと香りで食べ進めることができました。
「このおいしさなら、きっと『お結び』もおいしいのではないか?」
そうおもって、家内に結んでいただく機会を窺っています。
さて、世界各国では、異常気象による干ばつと洪水、そして戦争によって食料が枯渇し、すでに食糧危機が始まっていると報じ始められています。
みなさんは、その危機に備えられているでしょうか?
私たちも、細やかですが、パスタや地元産の小麦の備蓄をしてきたところですが、この新米10俵によって、当分の確保が叶いました。
残りの青物は、自分で野菜を栽培し、まもなく、その収穫ができるようになり、今後もそれを増やしていけるように、種から苗への栽培も再開しました。
「備えあれば憂いなし」、これらによって、世界同時バブル経済の崩壊、それに続く深刻な食糧危機、この冬に再来するコロナ危機にもたくましく対応できるように、必要な準備を進めていきましょう(つづく)。
新米30㎏袋
コメント