第4の理由

 1. アグリ作業の持続理由(3)-4

 第1の理由:近い将来に起こるとされる「食糧危機」、「肥料危機」に対抗する。

 第2の理由:ロハス生活を実践・発展させる。

 第3の理由(4):無農薬、低肥料光マイクロバブル水耕栽培の重要性と優位性を究明する。

 真に、ふしぎなことに、光マイクロバブル水耕栽培を続けるうちに、セロリの苗の味が変わっていきました。

 あの思わず吐き出してしまった不味さ、えぐさ、嫌味が、時間の経過とともに消えて無くなっていったのです。

ーーー これは真に、歓迎すべきうれしい現象だ。しかし、なぜ、そうなっていったのであろうか?

 光マイクロバブルに関しては、よく、このようにふしぎな現象に出くわすことがありますが、その「なぜか」という疑問が、その究明の端緒になっていくことを常としています。

 一旦、植物の体内に濃縮された農薬成分が、外に出ていくという現象に変化していったのです。

 これを「脱濃縮現象」と呼ぶことにします。

 この生物濃縮は、水俣における水銀濃縮に関して広く指摘された現象でした。

 有機水銀の垂れ流し➡ゴカイなど海底動物が餌と一緒に水銀を吸収➡そのゴカイを魚が摂取して、さらに高濃度の水銀濃縮が起こる➡その魚をヒトが食べてより高濃度の濃縮が発生➡体内で身ごもられた赤ん坊は、母親内の水銀をさらに吸収してより濃縮が進み、より重病の水俣病患者になって生まれました。

 これが、恐ろしい有機水銀汚染の実態でした。

 この公害病が、世界の最新式の設備が窒素水俣工場で起きました。

 また、その時のスタッフは東大卒ばかりで、これも「優秀な頭脳?」を集めた工場だったのです。

 周知のように、水俣病は、この濃縮された水銀を体内から取り出すことはできないといわれ、不治の病として見なされてきました。

 それは、いかなる治療や薬で、この水銀濃縮問題を解決できなかったからでした。

 前職場にいた時に、この水俣病問題に取り組んだことがありました。

 まずは、何回か水俣を訪問し、関係者や市会議員のみなさんに面会したことがありました。

 しかし、なかなか、実際の水俣病患者のみなさんに光マイクロバブル浴を経験していただくまでには至りませんでした。

 私どもの装置を預かって、実験をしたいただくことで了解を得たのですが、実際には、それまに留まり、以後音信不通になりました。

 じつは、この時におもしろい実験を行い、その結果が、その初めて会った方の信用を得ることになりました。

 それは偶々治療に来ていた若い男性が、剣道をしていて肘を痛めていました。

 その方の肘に光マイクロバブルを数分間供給してみたところ、その傷みがほとんど消えてしまい、ご本人が吃驚したことがありました。

 それを見ていた関係者が、装置を借りたいといってきましたので、そこに装置を置いて帰ることになったわけでした。

 水俣病患者の知り合いがいるので、その方にも使っていただくような話でしたが、その後、この話も立ち消えになりました。

 真に惜しいことでした。

 読者におかれましては、水俣病で苦しまれている友人、知人の方がおられましたら、このチャレンジは、私のなかでは消え去っていませんので、ご紹介をよろしくお願いします。

 なぜ、このような水俣病へのアプローチを始めたのか、これには、私なりの生物濃縮に関する実体験があったからでした。

 第4の理由は、「脱生物濃縮」問題を、動物のみならず、植物においても試験してみたい、と思ったことにありました。

 次回は、さらにこの問題の探究を行いましょう。

ai20220719-15

アイコ(緑砦館2-B)

本日のアグリ作業(7月21日)
 
 1.大葉の苗の移植

 プランターで育てている大葉の苗の移植が継続しています。

 その87株を、緑砦館1のAレーンに移植しました。

 家内と相棒2、そして私の3者による協力作業でした。

 2.メロンの播種

 うちでいただいたメロンの種を播種しましたところ、一斉に発芽が起こりました。

 全部で4種類の種でしたが、いずれも発芽しそうで、これからの楽しみの一つになりました。

 播種場所は、中庭のプランターでした。

 3.バルジの苗の移植

 家内が、バジルの葉を購入してきて、それを苗にしてくれました。

 その約8株が、緑砦館1のA水路であり、いずれも、どうやら定着してきたようです。

 ここは、サンチュもよく定着して育ってきていますので、緑砦館1のなかでは、最も育ちやすい場所になっているように思われます。

 先日は、バジルの増やし方についてネット番組を拝見しました。

 どうやら、私たちは、その反対のことをしていたようで、よい参考になりました。

 .キュウリとアイコの収穫

 孫のユッツがやって来ると、必ず、キュウリとアイコ(ミニトマト)の収穫を行うという、うれしい習慣が定借してきました。

 ユッツは、緑砦館2において、その収穫を行うのが好きで、昨日は、かれが立ったままでキュウリを収穫できる高さにまで下がってきていて、好都合でした。

 今どきの子供たちにとって、大きなキュウリを収穫できる体験は、非常に珍しいことなので、よい体験的学習の機会ができたと、密かにうれしく思っています。

 キュウリを捥(も)ぐ、塩おかけて、そのまま下記のメイル転送しますので、よろしくお願いします。大成博文(㈱ナノプラネット・大成研究所)ぶりついて食べる、幼き頃に、私も経験しました。

 よい思い出です(つづく)。
 
20220710kyu-1
キュウリ(緑砦館3)