タケノコ
お隣のMさんが、今採ってきたという「タケノコ」を持ってきてくださいました。
なにせ、Mさん宅から竹藪までは、わずかに10mしかありませんので、まるで庭のようなものです。
直径10㎝、長さ50~60㎝の、やや小ぶりのものでした。
「今年は、どういうわけか、小さい」
といっておられました。
すぐに、家内に連絡して、料理していただきました。
タケノコのおいしさは、いかに新鮮なままで料理するかにあります。
それを怠ると、おいしさが半減、そして硬くなります。
こちらにきて、Mさんからタケノコの料理方法を教わって初めて、その美味しさを知りました。
今夕は、今朝収穫したセロリの花を料理する予定でした。
この花は、独特のセロリの香りと共に、粒々の食感がよく、これを高度に活かした料理に仕上げることが重要です。
だいぶ前に、私が育てたセロリを、東京のミシュラン一つ星の和風レストランに送付したところ、大変美味の料理に仕上げていただいたことがありました。
その味の記憶をたどりながら、私なりに工夫した料理にしようかと思っていますが、はたして、上手くいくかどうか、これは出たとこ勝負になりそうです。
それゆえ、タケノコの料理は家内に頼むことにしましょう。
共に、ワインにもよく合いそうなので、白か、赤かで迷ってしまいそうですが、いつもよりは、やや上等のワインを選ぶことにしましょう。
しかし結局のところ、昨日の夕食には、タケノコ料理が間に合いませんでした。
そこで、セロリの花の料理を私が行うことになりました。
白みそ、卵黄、みりんなどを用いて試しの料理を作りましたが、なんとかそれらしき味になりました。
しかし、あのプロの味には、はるかに達していませんでしたので、これからも探究していきたいと思います。
幸い、セロリの花は、かなりの量でハウスのなかに咲いていますので、本日も、それに挑戦してみましょう。
まず第一の改善点は、白みそが古かったので、その新鮮な白みそを手に入れることです。早速、アマゾンでよさそうな白みそを探してみましょう。
また、みりんの代わりに、日本酒でも試してみましょう。
このようにして、割と意気込んだのですが、やや腰砕けになってしまい、ワインもいつもと変わらぬ選び方をしてしまい、床下収納ボックスからとりだしたのは、フランスの金賞赤ワインでした。
それでも、このセロリ料理とは、比較的よく合っていました。
(つづく)。
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