今日は曇りから雨か?
春も半ば、一番良い季節になってきて、緑砦館でのアグリ作業も本格的になってきました。
まずは、午前中の会議を終えてから一仕事を熟しました。
①緑砦館1のAレーンにおいて栽培していたセロリをBレーンに再移植
このところ、Aレーンの水漏れが続いており、その対策もかねて、一定期間稼働を停止する必要がありました。
そのために、まずはAレーンに植えられていた野菜を可能な限り、お隣のBレーンに移してより成長を促すことにしました。
その判断が適切だったようで、引き抜いたセロリの根がかなり傷んで茶白になっていましたので、それを取り除いて新たな根の部分のみの状態にして再移植を行うことができました。
②昨日購入した苗の根の土落としと洗浄を行いました。
午後からのアグリ作業を行う予定でしたが、かなり強い雨が降ってきて屋外での作業は不可能になりました。
したがって、屋内での土落としの作業となりました。
以下は、その作業を終えて、緑砦館2と3に移植した苗です。
1)四葉キューリ(緑砦館2、4本)
2)白ウリ(緑砦館2、2本)初の入植
3)ウリ(緑砦館2、2本)
4)あばしごーや(緑砦館2、2本)初の入植
5)大王桃太郎トマト(緑砦館3、2本)
6)ミニトマトアイコ(緑砦館3,2本、緑砦館2、1本)
今年は、試しにトマト類は緑砦館3を中心に栽培してみようと思います。
陽当たりは、緑砦館2ほどよくありませんが、野菜がじっくり育っていきますので、長い栽培期間を設けることになります。
ほかにも、ピーマンやトウガラシなどの苗がありましたが、降雨がかなり強くなってきましたので、家内と相談して、本日の作業は、これらで終わりとしました。
③セロリの洗浄と再移植
夕方になって雨も止みましたので、上記①におけるセロリの作業が中途で終わっていましたので、これらのセロリ20数本の根をきれいに洗って、緑砦館1のBレーンに再移植しました。
先日来、このレーンにおいては、大きくなったセロリの茎をすべて収穫し、その中心部分の苗が残ったままです。
この核の部分の特徴は、その茎が円形状で大きく、また、その先端には小さな長さ2~3㎝、幅1㎝未満の葉が多数育っています。
これらの茎と葉が一番おいしく、これがセロリの最後のプレゼントといってもよいでしょう。
これから、その先端に花を咲かせ、結実へと向かっていきますので、セロリにとっては一番大切な成長期間になるのです。
それゆえに、おいしく、きめ細かく柔らかくして自らを充実させているのでしょう。
これに、光マイクロバブルの水耕栽培が加わりますので、このセロリは、最高水準を超えるかどうかを試みてくれるのではないかと思います。

緑砦館(GFH)見取り図
こうして春のアグリ作業が本格的に始まってきましたが、私が、いつもふしぎだなと思っていることがあります。
それは、行うべきアグリ作業が進むにつれて、やるべきことが、どんどん増えていくことです。
通常は、仕事量が増えると通常は嫌なことになるのですが、この場合は、それとは反対に、嫌味を感じるのではなく、すっと進んでいくのです。
そして、その熟した量のことを振り返りながら、明日はもっと増やそうという気持ちになることです。
もしかしたら、農家の方々の心境も、これに似ているのではないか、その習慣が、大変な仕事量を毎日熟していく原動力になっているのかもしれません。
土と水に触れ、野菜を育てて収穫する、これも人間と自然の楽しくて豊かな交わりなにでしょう。
この作業によって、身体をよく動かし、汗もかく、そして、その作業を終えて、みんなでお茶を飲む、そして野菜を食べて健康になる、これぞ本物の「ロハス」であるように思われます(つづく)。
クンシラン
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